無錫さくらんぼ文庫ブログ

中国無錫で絵本の貸出を行っています。活動日は不定期となります!

10月28日 貸出日記

2007-10-29 | 貸出日記
今回の貸出日は4世帯・6人の子ども達が参加。
4歳以上から小学生までと、わりと大きな子が多く、本棚を開けながら

「この本おもしろいんだよ~。」
「これ読んだ!」
「これ借りたいよ~!」

と、本を話題に子ども達同士話が盛り上がった様子。
それを見ながら、

「うんうん、君達は読書好きのなんて健全な子ども達なんだ!」

と、親同士喜び合ってしまった。

読書は一人でするものだが、それでも自分が好きな本をまた別の友達に勧めたり、勧められたり、そんな経験で読書の幅が広がったりする。
本を貸出するだけではなく、子供同士でそんな「読書友だち」を作っていける場に、さくらんぼ文庫が一役買えれば、とても嬉しいものだ。

中国人学生に紙芝居

2007-10-24 | お知らせ
先日、江南大学で行われた日本語教育交流会で、日本語を学ぶ中国人の学生さんを前に、紙芝居を上演する事になった。

子ども以外の人に向かって読み聞かせをするのは初めてなので、いったいどうなる事やら・・・、とかなり緊張。
はじめに、文庫を開いた経緯や、日本での読み聞かせの状況などをちょっと説明し、紙芝居スタート。
文庫の紙芝居の中で、わかりやすいかな?と選んだ「あなの中のライオン」というお話。

会場の中国人学生たちは皆さんかなり日本語が上手く、内容はほとんど理解してもらったようだ。
それより、「紙芝居というものをはじめて見ました。」と言う人がとても多く、おもしろかった、と言ってもらえて、私もホッとする。

紙芝居を説明する中で、私は「よりたくさんの人達が見やすくなるように、絵本よりももっと大きく描かれたものです。」と説明したが、紙芝居も日本の文化なのかもしれない。

日本の絵本、最近では同じ絵本でも、紙芝居のようによりたくさんの子ども達が見やすいように大型絵本が出てきたり、外出時に便利なように小型の絵本があったりと、本当にいろいろ工夫されて出版されている。

こういう発想と、それが商品になる、というのも日本の文化、なのだろうか。

10月11日 貸出日記

2007-10-11 | 貸出日記
去年の10月、国慶節明けから無錫図書館で貸出を始めたさくらんぼ文庫、2年目に突入!

本棚を見ると、貸出日以外でもどなたか来館して本を読んでいるようだ。
本の整理と、うちの子ども達が借りる分の本を選ぶ。
うちの息子はマンガ「ドラえもん」を、文庫にある分はすべて読んだにもかかわらず、何度も何度も読みたいらしい。またドラえもん数冊を息子用に借りる。
娘には、最近興味があるらしい「とけいのほん」を借りる。

今日もう一人の文庫に来てくれたママ友は、息子さんがまだ全部読みきっていない「ミッケ!」を引き続き借りていった。

そういえば、先日文庫によく来てくれるママ友から、国慶節休みに日本で購入した、「ミッケ!」みたいなおもしろい本の話を聞いた。
たぶん、これの事かな?

「時の迷路」(PHP研究所)
 
シリーズで、他にもいろいろ出ているらしい。
彼女の息子さんは、飛行機の中でもずーっと読んでいたらしい。
ネットで検索すると、確かにおもしろそう・・・。
次回買いたいなあ。