無錫さくらんぼ文庫ブログ

中国無錫で絵本の貸出を行っています。活動日は不定期となります!

第18回古本市を開催いたしました。ありがとうございました。 

2014-11-30 | 古本市について
11月30日(日曜日)第18回無錫桜桃文庫の古本市当日を迎えました。


その前々日の28日に、無錫ご在住の方から新たにご寄付いただいた589冊の本の仕分け・値付け作業をいたしました。さくらんぼ文庫の会員の有志ママ達、お手伝いにきてくださった方々、総勢11名で、朝9時から11時半までの間、熱心に準備作業いたしました。ご協力くださった皆様、本当にありがとうございます。あたたかいサポートに感謝の気持ちでいっぱいです。


古本市当日、
11時30分の開店に向けて、東和苑様より場所の提供いただいたD棟ロビー1階にて、朝10時より古本・長机を台車で運びながら、さくらんぼ文庫会員有志ママ達そしてボランティアの方々で本を並べ準備を行い、無事開店を迎えることができました。開店と同時に、沢山の来場者がいらっしゃいました。
日本語を学ぶ学生達、単身赴任の方々、家族帯同の在留の方々など、沢山の方々。大変な大変な賑わいです。
このイベントが無錫の日本人コミュニティに深く寄与しているのを実感する瞬間でもありました。

無錫で老若男女が、日本語でこれほど賑わう場所は、やはりそうはないでしょう。

今回より東和苑さんの御好意で、古本市を訪れた方が、座って購入した本を読んだり喫茶できる場所があれば喜ばれるでしょうと提案してくださり、隣接のA棟で喫茶コーナーが設けられました。ゆっくりと寛げる空間があるのは、子供連れにとっても嬉しいことですね。

15時、閉店の準備をはじめました。開店と同じく、さくらんぼ文庫会員の有志ママ達とボランティアの方々と本をダンボール箱に片付け、それを東和苑のスタッフの方々が台車で長机ともども倉庫に運びこむお手伝いして下さいました。

集計の結果、この度の古本市の売上金は、5687元でした。
お陰様で史上最高の売上となりました。
皆様のご協力のおかげで、このような成果をあげることができました。ありがとうございました!

売上金は、無錫に住む日本語を話す子供達の文庫の購入資金・活動費にあてさせていただき、どのような新しい本を購入したか、また活動の内容は随時ブログなどを通して御報告していきたいと考えています。

最後に、この度、私達さくらんぼ文庫・古本市を強力にサポートしていただきました、東和苑様、遊家様、福娘様、無錫紅豆国際広場様、LINCOS様、佳陽きょうしつ様、芬芳漢語様、そして無錫日商倶楽部様に、あらためて感謝を申し上げたいとおもいます。ありがとうございました。

時代の流れで、紙の本からデジタルの本へと移行しています。
無錫さくらんぼ文庫と古本市も様々に変わっていくこともあるでしょうが、何とか母国語に子供達が触れる機会を大切にしていきたいと考えています。
今後ともお引き立て賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


11月22日(土)貸出日記

2014-11-22 | 貸出日記

いい夫婦の日(11月22日)の土曜日の午前中、
10家族13名のこどもたちが、さくらんぼ文庫を訪れてくれました。
また、初めてさくらんぼ文庫へ見学に来てくれた、1歳の男の子のご家族もおられました。
新しい方の参加は常に嬉しいことです。

本読みが始まりました。

『はらぺこブブのおべんとう』さく・え 白土あつこ おはなしチャイルド
はらぺこブブは、くまっちょさんが作ったお弁当を、ありさんや山さんなどに届けます。受け取ったみんなはとても嬉しそうです。頑張って最後までとどけたブブには何が待っていたでしょうか。当番ママさんは、長い文章の場面でも、情緒豊かに読み上げ、実にうまく、子供達はおはなしの行方に釘付けでした。

つづいて、

『11ぴきのねこ』馬場のぼる こぐま社
11ぴきの猫達が、力を合わせて大きな魚をつかまえるお話、可愛らしい絵と面白い意外な展開に、0歳児の赤ちゃん2人も耳を澄ませて聞き入っていました。当番ママの年長さんの娘さんは、家で沢山読み聞かせされてたようで、暗記したお話を一緒に読み上げてくれました。様々な日本語の名作に、沢山の子供たちが触れる機会、本当に素晴らしいですね。

役員のSさん登場。
やきいもじゃんけんの手遊びをリードしてくれました。

1回目、2回目、3回目。段々早くなって子供たちも楽しく笑いながら、じゃんけんに勝とうとグーチョキパーに思いを馳せます。「これで、焼き芋を喧嘩せずに食べることができるよ~♪」勝った子も負けた子も大満足でした。

工作の時間です。

まもなくある“第18回古本市”会場に飾る、ペーパーフラワーを子供達とママ達で作りました。色とりどりの紙のお花が会場を豊かにしてくれることでしょう。

そして、

古本市会場東和苑の入口に貼らせていただく大きなポスター看板に、0歳から小学校低学年までの子供たちの手を型どって、名前もしくはサインを入れました。写真を見ておわかりのように、まるで、子供たちの小さな手が、古本市ご来館の皆様に“ようこそ!ようこそ!”と手を振っているかのうようです。

11月30日(日)古本市へのお越しを、楽しみにお待ちいたしております。

古本市終えますと、今年最後のさくらんぼ活動日となります。どうぞ宜しくお願いいたします。

11月13日(木)貸出日記

2014-11-13 | 貸出日記

みなさん、こんにちは。
寒くなると空気の状況が気になる昨今ですが、この日は青い空に恵まれました。
今回は、会員8家族、サポーター1名の参加をいただきました。
初めてサポーターとして御参加されたKさん、さくらんぼ文庫の活動に共感して2冊の本をご寄付いただきました。

三人のお子さんを育てあげたお母さんというだけあって、さすがのチョイス!オススメしたい本が増えました。これから、この本も沢山の子供達の心を温めていくことでしょう。改めて御礼申し上げます。
皆様の御支援をいただき今や1700冊をこえる、無錫でも有数の日本語の子供図書館となりました。
本当に素晴らしく、有難いことです。少しずつ充実をはかっていきたいものです。

さて、本の読み聞かせが始まりました。
「だれかな だれかな」なかやみわ作 福音館
急遽の交代で引き受けてくれた当番ママ、当日参加してくれた子供の顔ぶれと年齢を見て、ササッと素早く蔵書から選んでくれたのが、さすが頼りになります。柄や形から「だれかな?だれかな?」と子供達に想像を働かきかけていきます。だれかな?の問いのあとの静かな時間、言葉は無いけどそれも大切な本読みのエッセンスだというのが、子供達が一生懸命考えてる様子でよくわかりました。

本読みが、よっぽど楽しかったのでしょう。J君既に先に選んでいた本を当番さんにリクエストしてきました。「どうぶつ なきごえ」鳴き声を出す電池が少なっているからか、アレ?と思うような鳴き声に弱っていましたが、それはそれで楽しめました。

つづいて、手遊びです。

今や役員Sさんの十八番となった「どんぐりころころ」です。
木曜日の活動日によく参加してくれるママが、ウチの子どんぐりころころ大好きなんです!と言ってくれました。大人でも、みんなと一緒に歌って踊ると楽しいものですね♫踊らにゃ損というところでしょう!

さて、次回は土曜日22日が活動日です。

11月30日(日)古本市直前の活動日となりますので、当日会場に貼る大きなポスターを子供達と工作してみようかと考えています。どんなポスターになるでしょうか?!どうぞ、お楽しみに。

また、古本市への古本のご寄付、当日会場へのお越しを、さくらんぼ文庫一同心よりお待ち申し上げます。
どうぞ宜しくお願いいたします。