無錫さくらんぼ文庫ブログ

中国無錫で絵本の貸出を行っています。活動日は不定期となります!

11月26日 貸出日記

2011-11-29 | 貸出日記
 貸出日記のアップが遅くなりました。

 今回の貸出日の無錫は暖かく、おでかけ日和でした。
本格的な冬の訪れはいつになるのでしょうか。

 今回の読み聞かせは、

  『からだのみなさん』 五味太郎 福音館書店
  『ベンジーのいぬごや』 マーガレット・ブロイ・グレアム作 わたなべてつや訳 アリス館
でした。



 土曜日の貸出日は、3歳以上の子の参加が多く、
木曜日よりは内容が長い目のお話をチョイスしていただきました。
五味太郎さんの躍動的なお話と連動する絵に子供たちの目がいきいきとしていました。

 そして土曜といえば、工作。
11月ということで、千歳飴の袋を作りました。


 今回は小学生のお兄ちゃんたちも多く参加してくれたので、
自主的に思いのままに創作している様子を見、
工作を準備している側としては、いつもより多くの充実感が得られました・・・

 できあがりは、こんな感じ。


 ちなみに3歳児と4歳児の力作です。

 12月1月は、土曜日の活動はお休みになります。
ご注意くださいませ。




11月10日 貸出日記

2011-11-10 | 貸出日記
気が付けば11月も中旬、冷え込みを感じさせる無錫です。

本日のさくらんぼ文庫は、お母さん同士のおはなし場といった雰囲気。
活動のあとは皆でランチに出かけたりもしますので、たっぷり情報交換ができる貴重な場でもあるんです。

16家族、5人のお友達が来てくれました。 
本日の読み聞かせ絵本は・・・


『ぽぽぽぽぽ』偕成社
作・絵:五味 太郎

新着蔵書の中から、さっそく一冊選んでみました。
「ぽぽぽぽぽ」って音のするものといえば・・・機関車!

平らな道は、ぽぽぽぽぽ。そうでない道は、どんな音をたてて走るのかな?

絵本の文どおりに読んであげるだけでは、ちょっとわかりにくいかな?という気もするので
小さな子どもたち向けに「あれれ、見えてきたのは何だろう?」など、言葉を添えて、
リズムもつけて読み聞かせてみました。
4~5歳ぐらいの子どもであれば、五味太郎さんのカラフルな絵から、
いっぱい想像をふくらませてくれることでしょうね。



『いないいないばぁ』ベネッセ出版
作・絵:スギヤマ カナヨ

いないいないばぁ、の遊びって、赤ちゃんにスリルを与える遊びだと思います。
大好きなママやパパ、おもちゃが、一瞬目の前から消えてしまうんですから。
もう少し大きくなって、かくれんぼができるようになると、お友達がなかなか見つからないときの
あの不安な感じ。。。
そして、見つかったときのホッとうれしい気持ち。 
その下地になるんです、といったら大げさでしょうか。

しかけ付きの絵本なので、
「ばぁ」の時に誰が見えるか、どんなお顔が見えるか、親子で楽しむことができますね。


日本では、RSウィルスが流行中とのこと。。。
無錫でそのような話は今のところ聞きませんが、子どもの咳がなかなかしつこくて、とか、
今日は○○ちゃんが幼稚園お休みだって・・・などの話を、
この1ヶ月ほどよく耳にしました。 我が家の子も、3週間ぐらい経ってようやく咳が治まりました。
ひとまず、寝るときには加湿を心がけるといいようですよ!

次回のさくらんぼ文庫では、みんな元気にそろって姿を見せてね!
11月26日(土)10:00より、お待ちしています。


第12回古本市のお知らせ

2011-11-03 | 古本市について
 来たる12月11日(日)に第12回古本市を開催いたします。

 毎回たくさんの日本人・日本語学習者の方にご来場いただき、
日本の雑誌・文庫本などを格安で御購入いただいています。
古本市の収益金は無錫さくらんぼ文庫で
子供たちへの本の購入のための資金となります。

 現在古本回収中です!!
お手元に古本がありましたら、
捨てる前に下記の回収場所へご持参いただくか
市内・新区の各個人宅でも収集を行なっておりますので
まずは御連絡下さい!!

 当日会場ではバザーのスペースもございます。
出店者も大募集!お問い合わせ下さい。

 今回もより多くの方のご来場、ご協力をお待ちしております!!!

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開催内容

☆第12回古本市☆
1.日時:12月11日(日)11:00~15:00

2.場所:東和苑 D棟ロビー
新区長江路香山路口
(香山名園側入り口からお入り下さい。ミレニアムホテルからは入れません)

3,取り扱うもの
日本の本・雑誌・マンガなど
(中国に関する政治的な話題が大きく取り扱われているもの、
過激なグラビア写真が掲載されているものは取り扱いません。)

4.古本の回収方法
○12月6日までに下記の場所にお持ちいただく。
 東和苑 A棟フロント(長江路11号)
 遊家(長江北路5号長江倶楽部2F)
 福娘(假日広場17号)
紅豆国際広場 1階フロント(中山路531号、遠東百貨が入ったビル)
○当日会場までお持ち頂く。
 (その場合、なるべく早い時間にお願いします)
○本が多い場合は回収に伺う事も可能です。お気軽に御連絡ください。

《連絡先》
「無錫さくらんぼ文庫」 
http://blog.goo.ne.jp/wuxisakuranbo/
E-mail:wuxisakuranbo@mail.goo.ne.jp
連絡先 朝日



新着蔵書のお知らせです!

2011-11-02 | お知らせ
次回11月10日(木)の、さくらんぼ文庫開催に先がけて
思ったよりも早く(笑)、新しい蔵書が到着しました!!

今回はこの30余冊。 対象年齢層に、ちょっと幅を持たせてみました。


(↑写真をクリックすると拡大します)

そのうちの1冊
『かたあしだちょうのエルフ』ポプラ社
作・絵:おのき がく

について、ちょっとだけ紹介します。

エルフはアフリカの草原に住む、雄のダチョウ。
他のどんな雄よりもつよく、大きく、立派で、子どもが大好き。
もちろん、子どもたちにもエルフは大の人気者。

エルフが子どもたちと楽しく遊ぶ草原にある日、ライオンがやってきました。
どうもうなライオンに背中を見せず、勇敢に戦うエルフ。
草原の平和を守ったエルフでしたが、引き換えに片脚を失ってしまいます。
草原のみんなの思いは、そしてエルフの思いは・・・

今から40年以上も前に出た絵本にもかかわらず、版が重ねられている名作といえるでしょう。
アフリカの草原の壮大さ、エルフの格好の良さが、活き活きと彫り出されています。
(挿絵は版画なんです)

強い、ってどういうことなのか。 
エルフは果たして、かわいそうなのかしら?
いえ、そんな風に思っていては、逆にエルフに慰められてしまいそうな気がします。


さくらんぼ文庫の蔵書購入方針は、利用者のご意見・希望を反映させたものです。
本を読ませることは、想像の楽しみを与えること、知識を与えること、大人と子どものコミュニケーション役、
などなど、親御さんによって様々な考えをお持ちのことと思います。
今後も小さなお子さんから大きなお子さんまで、無錫の子どもたちに広く役立てたいと考えていますので
従来のご利用者のみならず、新しくさくらんぼ文庫を利用されたいみなさん、ご意見をお寄せください。