無錫さくらんぼ文庫ブログ

中国無錫で絵本の貸出を行っています。活動日は不定期となります!

南京から借りた本 第二弾

2006-05-20 | さくらんぼ文庫開設まで
今年2月に南京の出版社から借りた本、4月末に返却したあと、労働節明けに第二弾が届いた。
南京からは、出版社の方が国内便でいつも使っているという業者により送られてきたのだが、送った次の日に無錫に到着、しかもうちのマンションまで来てくれた。そして料金は約30元。郵便局より安い!
そうか、そうか、探せばあるんだなあ、と納得。しかしその業者は’南京なんとかかんとか’という名前なので、無錫には事務所はないだろう。うーん、次回送るときはこちらももっと便利な運送業者を探したいところだ。

今回借りた本は35冊、年齢層も1歳児から小学校高学年向けまで。
とりあえず一通り読んでみた。
日本では、本屋さんにも図書館にもたっくさんの絵本があって、いざ買ったり借りたりしようとしても何を選んでいいのやら、と迷ってしまう。
今、この無錫でこれらの本に出会ったのも、ほんとに不思議な縁だよなあ、と読みながらふと思った。

うちの息子にまず1冊選ばせて読んだが、彼が選んだ本は、『ゆめ(キーツ作)』という、「なんだか不思議な絵本だなあ。」と私が思った本。きっと図書館や本屋では私自身、手にもとらないような絵。しかし息子はおもしろかったようだ。

息子にとっても不思議な縁で出会った本だ。


無錫図書館の利用

2006-05-10 | さくらんぼ文庫開設まで
無錫図書館には友好図書として日本から贈られた本がたくさんあるというのは過去書いてきたが、それが有効活用されていないという事もまた書いた。(1/9ブログ・2/27ブログ参照)
*2月末に国際学校に置いてある本の入れ替えに立ちあわせてもらおうとお願いしていたのに、その後学校側の担当者が変わってしまい、結局何も連絡なく、すでに入れ替え終了となってしまったそうだ。まあいいけど・・・。

それらの本をもっと活用できないか、と思っていたが、補習校が4月から出来て、国際学校のように補習校にも図書館から本を貸出してもらえたらいいんじゃないか、という事になり、労働節前に図書館に補習校父母会としてお願いに行った。

図書館の担当者曰く、「週1回の学校に本を貸し出すより、この図書館はいつでも開いているのだからここにきて読んだ方が良いではないか。」との事。
そりゃそうなんだけど、なかなか図書館まで来ないし、第一、友好文庫の置いてある部屋に子どもははいっちゃダメだって言っていたではないか、と話す。
すると、「こども連れでも入室して良い。」との返事。しかし、希望していた館外持ち出しはやっぱり認められず。

今後、補習校の課外授業の一環で、子ども達が図書館に来て日本の図書を読む(ただし持ち出し禁止)という事もできるのでは、と交渉すると、閲覧カードを買えばOKという返事。金額も割引します、という事で、子ども達の図書館訪問はそのうち実現しそうだ。

子どももおおっぴらに入室許可がでたし、今までの、まるで活用されていない状況からは少しは進歩したか?
私も、雨が降った土日にでも子どもを連れて今度行ってみようかな。