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9月はじめミャンマーに立ち寄った。2年半ぶりのヤンゴンは随分さま変わりしていた。まず、空港がきれいになっていた。かつては、夜は対面している人の顔もわからない位に暗かったものだが、すっかり近代的になって、税関でも軍人の姿もほとんど見かけない。
軍人といえば、首都移転と共に、軍隊も新首都ネイピトーに移動してしまったらしく、ヤンゴンの街では兵隊の姿を全く見なかった。(どこかでデモをしていると海外放送では報道されていたが、現地では報道もなく、全く平静であった)
ガソリンをはじめ物価が急騰して、まともな食事をしようとすると、1000チャット札の束が必要という。10年前、大学の学部長の月給が6000チャットと言っていたのが嘘のようだ。
車の台数は減っているが、たまには高級車も走っていて、道路もきれいになっている。驚いたことにゴミ収集の車がゴミを収集していた。数年前まで道路のゴミは散らかし放題であったのに。
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