環境適合設計(Design for Environment:DfE)とは、環境負荷の少ない製品の開発・設計活動を意味する。日本ではリサイクル関連法令の制定など、拡大生産者責任の方向にあるため、メーカーなどは前もって環境適合設計に基づいた製品生産を行うことにより、負担を軽減することができる。
UNEP(国連環境計画)の環境適合設計に関するマニュアル「Eco Design」では、環境に適合した製品を設計開発する際の手順を段階的に示している。1) エコデザインプロジェクトの組織化、2) 製品の選定、3) エコデザイン戦略の構築、4) 製品アイデアの作成と選定、5) コンセプトの詳細化、6) 広告宣伝と製造、7) フォローアップ活動。
これを評価するチェックリストの大項目は、0) 新製品の概念設計、1) 低環境負荷材料の選択、2) 材料使用量の削減、3) 製造技術の最適化、4) 流通システムの最適化、5) 使用時の環境負荷の削減、6) 製品寿命の最適化、7) 製品使用後(廃棄システム)の最適化、などである。さらにこのチェックリストには、生産技術の最適化や配送システムの最適化のように、組織・工場の運営に関する項目もある。
環境適合設計を実施する際は、環境側面を考慮した設計手法が必要となる。製品企画の段階で利用する設計手法として品質機能展開(Quality Function Deployment:QFD)などがあるが、環境側面を品質として取り扱うことでQFDなどの手法を利用することができる。
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(今日のお弁当)
焼き魚弁当
冬瓜のそぼろあんかけ
中華サラダ 他2品
(以上、汐見台コミュニティ)
(今日の夕食)
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