切り株

日々、思ったこと気がついたことを形にして残した日記です。

私も経験者です

2006年03月03日 | Weblog
親知らずを抜くのがはやっているようで・・

私も経験者です。
あれからどのくらい経ったかは忘れてしまいましたが、あの時のことは忘れません。

そもそも、かかりつけの歯医者さんから「これはうちではできないなぁ」と言われた時から
いやな予感はしていたのです。
左上と右下に親知らずがあるということでしたが、
右下のほうは完全に奥歯の下に横になっているとので「大変」なんだそうです。
とりあえず今痛みが出ている左上を抜いてもらおうと、
近所のとても大きな「医科歯科大付属」の総合病院の紹介状を書いてもらいました。

手術の当日、診察台へ案内されるとすでに担当の若い先生が待っていたので、
すぐに始まるのかと思いきや「少しお待ちくださいね」の言葉に何を待つのかわからず、
そのまま10分ほど待たされました。
登場したのは、いかにも「大先生」という感じの先生と、
メモを持った若い人たち3,4人でした。

その「大先生」の「じゃ、始めて」の声に
担当の先生が今まで見せなかったような緊張した面持ちで
「まず麻酔をしますね」と言って注射をしようとすると、
すかさず大先生が「もうちょっと上だろ」の一声。


そうです、私は研修医にあたってしまったのです。

あとで聞いた話では「医科歯科大」では、先生まで「ご指名」でお願いしないと
研修医が担当になることが多いのだそうです。

手術の最中も、ああだ、こうだと指図を出していた大先生。
口をあけたまま話もできない私は「あんたがやってくれー」と言いたかったです。

約90分間の手術が終わって傷口を縫うときも、若先生がまごまごしていると
冗談なのか「ああそうか、まだ縫ったことがないのか」だって!

勘弁してください。

後の2本目はもっと悲劇的でした。
とても悲しくて書けません。
コメント (8)
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