♬ ファッションには若い時から興味がありましたが、特別センスがよかったわけではありません。
むしろ、センスがなくてどうしていいのかわかりませんでした。
洋裁を習っていたので、ファッション雑誌を見て勉強をしてきましたが、
作ることに一生懸命で、その服装がどう見えるかなど、あまりわかっていなかったと思います。
色合わせは得意でしたが、実際に自分の体形にファッションがあっていないなあ、といつも思い悩んでいました。
そして、最近は少し上達したかな、と思うのですが、
着るものによって自分の心持ちが、シャキッとするんですね。
それは家でもパジャマから着替える時に、ファッションによって自分の心持ちがシャキッと
するのを感じるからです。夜パジャマを着ると「はあー」となるぐらい、脱力して体がほわーんとなるのと、対象的なのです。
今の私は、自分自身のおしゃれが確立しているかのようにも思うのです。
鏡の前に立つとき、2・3メートル離れて見ると、バランスがいいかどうかわかります。
そして、靴下選びも鏡に全身を映して、靴下の候補を鏡に一緒に映してみるとよくわかりますよ。
けして自慢できる程のものはありませんが、男性でも仕事に出かける時に着る服装で、心がシャキッとするのではありませんか?
ですから、服装は常にオン、とオフに分けておきます。
主婦ですから、動きにくいものは買いませんし、仕事場への往復に着るようなファッション雑誌の中の物は買いません。動きやすさ、着心地の良さ、組み合わせに必要な色、などを考えています。
そして、この年齢でも下着にもおしゃれ心を忘れません。私も女を捨ててないです。笑
高価でなくても、自分の心を満足させてくれるものを、いつも探しているのです。
そして自分の好きなものがはっきりしているので、売り子さんが進めても、それは丁寧にお断りしています。
おしゃれをしている素敵な人を見つけると、アイディアをまねしたくなりますね。
自分を知ること、自分の心が常に浮き立つように、おしゃれは私にとっては良いものなのです。