のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



センター試験寒波

2017年01月14日 | つれづれ日記
一日中ちらほらと雪が舞い、静かな日でした。
土曜日なので学校や会社勤め人たちは、ほっとしたはず。

けれどセンター試験を受ける受験生にとっては難儀なこと。
なんとか無事に乗り切ってほしいものです。

息子が受験生だったときも、あたふたした思い出があります。

高校受験のとき

朝息子は一人で受験会場校へ出かけて行きました。
しばらくして息子の友人がやってきました。

「一緒に行くことになっていたから」とのこと。
えー! もうだいぶ前に出かけたけど・・???
そんな話は聞いてなかったから、びっくりして時計を見るとかなり遅い。

とにかく急いで会場校にいかないと遅刻してしまう、と夫が車で送っていきました。
何かの事情で遅れたのでしょうが、友人と一緒に行くという約束は律儀に守ったようです。

黙って行ってしまった息子も息子ですが、遅れそうなのに立ち寄った友人も友人です。
行き違いの事情は詳しく話してくれませんでしたが、急いで送っていき、二人とも無事受験でき、ほっとしたことを思い出します。

携帯電話のない時代です。思春期の男の子の扱いに手を焼いていたころです。

大学受験のとき

受験1週間くらい前に体調を崩し、高熱をだしたのです。インフルエンザかと真っ青になりました。
インフルエンザではなかったものの、注射だ薬だとあたふたしました。

必死で治療にあたり、ぎりぎりで受験できるにいたったという思い出。
泊りがけでの受験、薬をかばんにどっさり詰めて大学受験を乗り切った息子のがんばりを、今でも称えたいと思います。

受験は人生の岐路に当たります。

今日明日と受験をする若者に、雪は試練となることでしょう。
後年、あの時は大変だったなあ、でもよくがんばったなあと自分をほめるときの1シーンの背景になればいい。

明日の朝、交通網が滞ることがないように願うのみ。