トランプ大統領が就任し、世界中の注目を集めている。
そんな中、仕事でニューヨークに行った息子から写真が送られてきた。
トランプタワーの前で撮った写真である。
何とタイムリーなこと。
トランプタワーは、家賃は月額650万円、ビル・ゲイツ、ハリソン・フォード、松井秀喜らが住んでいるとか。
今は観光客の写真スポットになっているらしい。
1%の富裕層が全世界の富の半数を所有する。さらに差は拡大の一途をたどるという。
トランプ大統領への抗議活動がとどまることのないアメリカは、これからどうなっていくのか、だれもが気にかかることだ。
自国第一とするのはもっともなことだ。
けれど世界の平和と安定を揺るがすような国になってほしくはない。
戦後は米国主体の連合国軍総司令部(GHQ)の下で民主化が図られ、1950年代に黄金期を迎えた米国の豊かな生活に多くの日本国民があこがれた。
米国を手本にして、その背中を追いかけてきた日本。トランプ路線が定着すれば、そんな時代は終わりを迎える。
モデル不在のまま将来の日本の自画像を描く、という作業が私たちを待っているのかもしれない。 -中日新聞社説よりー
もはやアメリカに追従することなく、自国第一主義に転向してほしいのは日本である。
そんな中、仕事でニューヨークに行った息子から写真が送られてきた。
トランプタワーの前で撮った写真である。
何とタイムリーなこと。
トランプタワーは、家賃は月額650万円、ビル・ゲイツ、ハリソン・フォード、松井秀喜らが住んでいるとか。
今は観光客の写真スポットになっているらしい。
1%の富裕層が全世界の富の半数を所有する。さらに差は拡大の一途をたどるという。
トランプ大統領への抗議活動がとどまることのないアメリカは、これからどうなっていくのか、だれもが気にかかることだ。
自国第一とするのはもっともなことだ。
けれど世界の平和と安定を揺るがすような国になってほしくはない。
戦後は米国主体の連合国軍総司令部(GHQ)の下で民主化が図られ、1950年代に黄金期を迎えた米国の豊かな生活に多くの日本国民があこがれた。
米国を手本にして、その背中を追いかけてきた日本。トランプ路線が定着すれば、そんな時代は終わりを迎える。
モデル不在のまま将来の日本の自画像を描く、という作業が私たちを待っているのかもしれない。 -中日新聞社説よりー
もはやアメリカに追従することなく、自国第一主義に転向してほしいのは日本である。