のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



給食今昔

2017年01月24日 | スクールルポ
家にいたらストーブやこたつにはりつきですが、学校ではそうはいきません。

元気な子供たちも、あたたかい給食が楽しみです。
今日から1週間は、「全国学校給食週間」です。

給食は貧しくてお弁当を持ってこられない子のために、山形県鶴岡町でおにぎり、塩鮭、漬物を学校で用意したことから始まりました。
鶴岡市は慈愛に富み、今も食材豊富でよいところなのでしょう。

戦後は悪評だった脱脂粉乳の時代を経て、食器も献立もさまざま変遷を経てきました。



私が子どもの頃、昭和30年代後半から40年代にかけては、こんな感じでした。
アルミのお盆、食器、先割れスプーン、見覚えありませんか。



たっぷりの昭和です。コッペパンが多く出されました。その後食パンが多くなり、今はご飯の方が多くなりました。
思えば子ども時代を含め、50年近く給食を食べてきたことになります。

これまで大きな病気をせず健康でいられたのは、給食でバランスよく栄養を摂っていたおかげかなと思っています。

今日の献立は、ごこくごはん・ぎゅうにゅう・けんちんじる・ごもくあつやきたまご・みそれんこんポテトでした



昔と比べると、食材の種類が多いことが分かります。

れんこん、人参、小松菜、しいたけ、青しそなどが入った厚焼き玉子、野菜を多く使ったけんちん汁。
みそれんこんポテトは、小学生が考えた献立です。県で多く栽培されている「れんこん」と県の特産である、「赤みそ」を使用しています。

今の子供たちは幸せです。食べるものは。でも、給食費滞納がちの児童がいるのも事実です。
そして、心が豊かに育っているかは、首を傾げざるを得ない場面にしばしば遭遇します。