Madonnaの「Human Nature」の歌詞は正しいか？

アメリカ人歌手マドンナ（Madonna）の歌に、

「Human Nature」というのがある。

 

歌詞の内容は、こうだ。

「自分が本当に思っていること・・・それは、

たとえ他人の悪口でも、言っても構わない。

だって・・・それが人間の本性だから」

 

ヒット大地は、この歌を聞くたびに、

いろいろ考える。

 

日本では、古来より、

「もの言えば、唇さみし」

 

また最近でも、

「他人を傷つけることは言ってはならない」

 

しかし他方、世の中を見ると、

あまりにも、軟弱な人間が多すぎる。

 

たびたび話しているように、

ヒット大地は、ネットで将棋をするが、

心の弱い人間が多すぎる。

 

こういう輩は、

「負けそうになると、すぐに黙って、退席」

 

「負けました」というボタンを押せないのだ。

 

ネットで、こういう輩が多いのは、

「自分が負ける」ということに、

馴れていないせいではないだろうか？

 

ヒット大地は、テレパシー能力がある。

 

宇宙人や死者とも、毎日、交信している。

 

だからすぐに日本人の心を読む。

 

ヒット大地はすぐわかる。

 

「こいつ、俺のこと、ずいぶん嫌っているな」

 

「こいつ、俺の失敗、すごく嘲笑しているな」

 

だから、ヒット大地は、

他人の非難は、他の日本人よりは、ずっと平気だ。

 

話は急に変わるが、

領土問題に移る。

 

竹島、尖閣、北方領土・・・これらは、日本領土だ。

間違いない。

 

しかし、この島々が、

たとえ日本の領土でなくても、

日本国民は、ものすごく困る・・・というのではない。

 

ヒット大地が子供のころ、

沖縄は、アメリカが占領。

 

昭和47年に、日本に戻った。

ヒット大地が大学生の時だ。

 

子供時代、

沖縄が日本領でなくても、

何も困らなかった。

 

困ったのは、沖縄の人たちだ。

 

太平洋戦争を始めるとき

（実は、過半の戦争の原因はそうなのだが）

「チッポケな見栄や汚名が、

戦争の原因になった」

と言えないか？

 

「英霊に申しわけない」

と言って、深みにハマっていったんじゃないか？

 

「恥を受けるくらいなら、死んだ方がマシだ」

となって、戦争を続けたんじゃないか？

 

しかし、本来、人間は、

他人が何を言おうと、

我が道を生きるのが正道！

 

とすれば、人事を尽くして、天命がなければ、

じっと耐え忍ぶしかない。

 

他人が本当に、

「ヒット大地のことが嫌いだ」と言うのであれば、

それは受け入れるしかない。

 

つまりマドンナが言うように、

「自分が本当に思うことを、

皆が言えばいい？

その方が、結局は、社会は安定するし、

自分自身の心の成長にもなる？」

…という部分も、確かにある。

 

若いころ、ヒット大地は、よく思った。

「日本に生きていても仕様がないのではないか？」

理由？

「すべてをオブラートで包んで、そのくせ、裏では、

あのバカと思っている。あるいは無視する」

・・・・こういう日本社会では、逆に、

実にチッポケなことで、ものすごい対立になる。

同時に、沈黙は続くので、仲直りもできない。

つまり、心の成長ができない。

 

ヒット大地は、複雑な家庭に育った。

 

だから性格的に、やや、ゆがんだ部分がある。

 

父母に孝養を尽くせ・・・なんて、素直に賛成できない。

多くの冠婚葬祭にも、批判的だ。

 

お歳暮なんか、ほぼほぼ贈ったことない。

 

でも自分では、このゆがんだ性格も、

広い視野で見ると、逆にまっすぐだと思っている。

 

光は水の中に入ると屈折する。

だが、それを広い視野で見ると

屈折も当然の宇宙の摂理なのだ。

 

ヒット大地は、死ぬまで、いや、死んでも誤解される。

 

ヒット大地が、よく文章を書くのは、

そのためだ。

 

少しでも誤解を解きたいからだ。

 

世の中には、こんな愚かな人間もいることを知ってほしいからだ。

世の中には、複雑な生い立ちの人間も、たくさんいることを知ってほしいからだ。

 

もちろん、ものごとを好き勝手に言うのは、

他人を傷つけるだろう。

名誉棄損にもなる。

 

だが、何度も考え、本当に正しいと思ったことは、

たとえ他人を傷つけることがあっても、

ある程度は、言っても仕方ないのではないだろうか？

 

それは他人の心を成長させる契機ではないか？

 

・・・そういうことを考えさせる

マドンナの「Human Nature」であった。

 

アメリカ人は、案外、負けることに潔い。

 

強い者は、案外、素直に認める。

 

そこが、ヒット大地がアメリカ人の好きな理由だ。

 

最後に・・・

領土問題は（もちろん日本の領土ではあるが）、

国際司法裁判所に、委ね、

負けたら、それは、仕様がないではないか！

 

負けることに、いい意味で、馴れようではないか！

 

負けても、世の中、楽しいこと、たくさんあるぜ、ベイビー！！

 

速報・・・

昨日のべたオルフェーヴル、残念ながら、２着でした。

クビ差・・・惜しいですね。

できれば、来年、また頑張ってほしいが、

オルフェーヴルには、本当にご苦労様！・・・

ゆっくり休んでほしい・・・と言いたい。

 

ヒット大地は、

優勝したソレミアを称えたいと思う。

おめでとう！