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古今東西のアートのお話をしよう

京セラ美術館 無鄰菴


「井田幸昌展」を観に京セラ美術館に来ましたが、開館が10:30という働き方改革?
とりあえず、朝食を食べよう…
中国から移築したという屋上の六角堂が印象的な有鄰館。近くの「無鄰菴」にかけたのかな…

モーニングもやってるパン屋さん「リグナム」
ていねいに作った感があるスクランブルエッグ、ていねいに焼きすぎたトーストも許してしまう、美味しいコーヒー🙂

京セラ美術館2階へ
『 芸術は人のために存在しますが、人自身も日々変化をし続けています。変化が普通だとしたら、その瞬間の美しさを見 つめ続けたいという思いから、この展覧会名が生まれました。地球が回り続ける限り、あらゆるものは変化し続けます。 それは決して変わらない唯一のことなのです。
————井田幸昌 』

1990年鳥取県生まれ。2019年東京藝術大学大学院油画修了。

「Panta Rhei(パンタレイ)」とは、古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスの思想『万物は流転する』という意味

『 鑑賞者は、地面に床材として置かれた絵画の上を歩むよう促され、井田幸晶の絵画の世界、そして造形美術の表現に 物理的に導かれてきました。この部屋での鑑賞者と作品との関わりは、従来の美術作品展示におけるそれとは全く異 なります。正面からキャンパスを見るのではなく、キャンパスに迎え入れられるようなかたちで、芸術作品と鑑賞者との新 たな関係性が確立されています。』展覧会解説より

変形した2次元の自画像から3次元の自画像彫刻へ
幻想的な具象画へ
抽象表現として
絵日記のように日々を綴る
木彫表現として
最後の晩餐、登場する
巨匠が憑依したような作品も、常に変化することこそが真実で、真体だと言っているようで、
なんの衒いもなく、ベーコン、リヒター、ホックニーなど現代アートの巨匠の表現方法、マチエールを本歌取りする姿は、清々しくさえある
★★★★☆


近くの「権兵衛」でランチ
鴨なんばん、胡麻豆腐、エビス
それなりの味

歩いて数分で「無鄰菴」に到着
琵琶湖疏水から引き入れた水が陽光にきらめく

作庭家、小川治兵衛(植治)の傑作庭園、明治時代を代表する庭園

茶室から庭を眺める

東司に向う坪庭

光を採り入れた坪庭

「無鄰菴」こそ、『不易流行』常に変化するもの、変わらないもの

「無鄰菴」をあとに、疎水から分岐した白川を歩く
水面のきらめきと、揺れる柳の作り出す影が美しい
祇園に続く…

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