遭難が無くなるようにという思いをこめて発行された『山で死なないために』の続編。本棚の本再読。
続編は主に海外遠征をしているようなツワモノの山男の遭難などが載っているので遠いお話のように感じます。
それにしても名だたる登山家は結局山で死んでいる。
死と隣り合わせの登山って凄まじい。
日本の山歩きも一歩間違えれば危険には違いないですが、世界の高山はまるで別世界ですもんね。
途中で読むのを止めようかと思いましたけど、そんな別世界も読書ならではと読了。
もっともサラッと目を通しただけです^^;
成功と遭難が紙一重の世界に飛び込む度胸や自信はどこからくるのでしょう?
そんなことを思いながら、この本の中で分かりやすく胸に響いたのは、立山ガイドの佐伯富男さんが言っていたという「救助を求める者がテントに寝ていて、救助隊が悪天をついて登っているなんてマンガだ」という言葉。
1996年発行の本ですし、著者が新聞記者だったため記事にしたものですから、このフレーズは大分以前のものかもしれません。
しかし、今でもヘリ救助だけでなく、麓からの捜索隊もおられることでしょうし、低山でも同様でしょうから、山歩きしている身としては心せねばと思うばかり。
それから人が入る(歩く)ことで自然を傷つけているという件も目に留まりました。
櫛形山で、かつてキバナアツモリソウの盗掘があったことが書かれてました。
なんと山野草会のメンバーが他の植物と交換するために盗掘している所を自然観察員が見つけたのだそうで、びっくりです。
これは櫛形山に限らないのかもしれませんね。
その櫛形山はアヤメをはじめ、豊かな山野草が鹿に食べられて絶滅寸前でしたが、キバナアツモリソウはそれ以前から見かけなくなっていました。
近年保護活動されて、少しずつ植生が自然回復しているところを今年見て歩いて感動してきたばかりですが、そのキバナアツモリソウも甦ってくれたらと思います。
この本が発行されたのは1996年。もう20年たっています。その間にまたいろいろ状況が変わってきてますが、命の尊さは変わらないですね。
生きたいように生きるのも人生ですけど、宇宙の中の短い一生、大事に生きましょう。。。
続編は主に海外遠征をしているようなツワモノの山男の遭難などが載っているので遠いお話のように感じます。
それにしても名だたる登山家は結局山で死んでいる。
死と隣り合わせの登山って凄まじい。
日本の山歩きも一歩間違えれば危険には違いないですが、世界の高山はまるで別世界ですもんね。
途中で読むのを止めようかと思いましたけど、そんな別世界も読書ならではと読了。
もっともサラッと目を通しただけです^^;
成功と遭難が紙一重の世界に飛び込む度胸や自信はどこからくるのでしょう?
そんなことを思いながら、この本の中で分かりやすく胸に響いたのは、立山ガイドの佐伯富男さんが言っていたという「救助を求める者がテントに寝ていて、救助隊が悪天をついて登っているなんてマンガだ」という言葉。
1996年発行の本ですし、著者が新聞記者だったため記事にしたものですから、このフレーズは大分以前のものかもしれません。
しかし、今でもヘリ救助だけでなく、麓からの捜索隊もおられることでしょうし、低山でも同様でしょうから、山歩きしている身としては心せねばと思うばかり。
それから人が入る(歩く)ことで自然を傷つけているという件も目に留まりました。
櫛形山で、かつてキバナアツモリソウの盗掘があったことが書かれてました。
なんと山野草会のメンバーが他の植物と交換するために盗掘している所を自然観察員が見つけたのだそうで、びっくりです。
これは櫛形山に限らないのかもしれませんね。
その櫛形山はアヤメをはじめ、豊かな山野草が鹿に食べられて絶滅寸前でしたが、キバナアツモリソウはそれ以前から見かけなくなっていました。
近年保護活動されて、少しずつ植生が自然回復しているところを今年見て歩いて感動してきたばかりですが、そのキバナアツモリソウも甦ってくれたらと思います。
この本が発行されたのは1996年。もう20年たっています。その間にまたいろいろ状況が変わってきてますが、命の尊さは変わらないですね。
生きたいように生きるのも人生ですけど、宇宙の中の短い一生、大事に生きましょう。。。
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