若い頃(30年位前)はキャラバンシューズ、重いカーキ色の帆布のザック、オーバーウェアはスキーウェア兼用のものを着て歩いていた。下着は綿だったし、今のような速乾性のあるものではなかった。
“山歩きを始めた頃”にも書いたように、山歩きを再開して早くも8年がたった。今は服装も装備もそれなりに整ってきたが、始めはジーパンにスニーカー・綿シャツといったいでたちのひどいものだった。何がひどいって?これで歩くと次々に不都合を体験することになるのだ。とにかく失敗と体験を繰り返しながら、次第に散財する事になる。とにかく山歩きはお金がかかる。
初めは軽いハイキングのつもりだった。月に1回くらい軽く歩こうと、始めた。しかし初夏の奥多摩だったため、Tシャツは汗でびっしょり。そこで次はスペアのTシャツ(綿)を持っていき、適当な所で着替えた。しかし山中での着替えはあまりに無防備、そしてやっとオーロン素材(今はダクロン)があることを登山者に教えてもらった。やはり山を歩いている人のお知恵が一番。山道具屋さんへと行ったのだった。そこで山歩きのいろいろなアイテムを目にしてびっくり。その値段の高さにも目を丸くした。ズボンもその内にと思ったが、たかがハイキングに・・とあとは眺めるだけで帰ってきた。しかしズボンも結局購入。このズボンとTシャツは快適だった。汗をかいても休んでいる間にさらりと乾く。そして歩きやすい。
そして靴。下りは雨でなくてもつるつる滑る。どうやら靴のせいらしいと気づいてまた山道具屋さんへ。高いなと思いつつ、2万円近いのを買ってきた。赤くて可愛い、歩きも快調になった。しかし、何回か歩いている内に雨に遭った。たちまち靴の中はびしょぬれ。高い買い物をしたのだからとビニール袋を靴下の上に履いたりして何回か我慢の末、ゴアテックスという防水性の靴に買い替えた。軽登山靴は靴底が減って買い直し、今や三代目となっている。その間に雪山にも足を向けるようになって、皮の重登山靴も買い足した。だんだんと深みにはまってきているような・・
歩くのは昼間だから、電灯を持っていくなんて考えてもいなかった。しかし、下山時夕暮れ近くになった事があって、さすがに焦った。次からは手で持つライトを持っていき、そしてヘッドライトに変わった。てな調子で、一事が万事この調子。失敗を繰り返しながら、登山者を見て少しずつ真似ていった。
正月明けの奥多摩に向こう見ずにも1人で行ったとき、真っ白に積雪していて驚いた。雪道を歩くのは初めてだった。誰1人出会うことなく楽しんできたが、あとからその時の写真をみた知り合いが驚いて一言、「アイゼンは持っていったのですか?」「エッ?アイゼン?」知らなかったのは言うまでもない。それから4爪の軽アイゼンを持ち歩き、近くの雪山を楽しんだ。
未経験に等しい山歩きを友人とはじめ、仲間が増え、行きたい山も次第に広がっていった。仲間を求めてさらに山の会に入り、そこでいろいろな事を覚えていった。山でのテント泊を初めて体験し、雪山にも足を踏み入れ、従って装備も次第に増えていった。それでもまだまだ、いまだに学ばなければならないことが、次から次へと出てくる。現在も尚、山慣れた仲間からいろいろ教えてもらっている。おかげで無謀だった初心者も、少しづつ知恵が付いてきているが、あいかわらず万年初心者を名乗っている・・。
“山歩きを始めた頃”にも書いたように、山歩きを再開して早くも8年がたった。今は服装も装備もそれなりに整ってきたが、始めはジーパンにスニーカー・綿シャツといったいでたちのひどいものだった。何がひどいって?これで歩くと次々に不都合を体験することになるのだ。とにかく失敗と体験を繰り返しながら、次第に散財する事になる。とにかく山歩きはお金がかかる。
初めは軽いハイキングのつもりだった。月に1回くらい軽く歩こうと、始めた。しかし初夏の奥多摩だったため、Tシャツは汗でびっしょり。そこで次はスペアのTシャツ(綿)を持っていき、適当な所で着替えた。しかし山中での着替えはあまりに無防備、そしてやっとオーロン素材(今はダクロン)があることを登山者に教えてもらった。やはり山を歩いている人のお知恵が一番。山道具屋さんへと行ったのだった。そこで山歩きのいろいろなアイテムを目にしてびっくり。その値段の高さにも目を丸くした。ズボンもその内にと思ったが、たかがハイキングに・・とあとは眺めるだけで帰ってきた。しかしズボンも結局購入。このズボンとTシャツは快適だった。汗をかいても休んでいる間にさらりと乾く。そして歩きやすい。
そして靴。下りは雨でなくてもつるつる滑る。どうやら靴のせいらしいと気づいてまた山道具屋さんへ。高いなと思いつつ、2万円近いのを買ってきた。赤くて可愛い、歩きも快調になった。しかし、何回か歩いている内に雨に遭った。たちまち靴の中はびしょぬれ。高い買い物をしたのだからとビニール袋を靴下の上に履いたりして何回か我慢の末、ゴアテックスという防水性の靴に買い替えた。軽登山靴は靴底が減って買い直し、今や三代目となっている。その間に雪山にも足を向けるようになって、皮の重登山靴も買い足した。だんだんと深みにはまってきているような・・
歩くのは昼間だから、電灯を持っていくなんて考えてもいなかった。しかし、下山時夕暮れ近くになった事があって、さすがに焦った。次からは手で持つライトを持っていき、そしてヘッドライトに変わった。てな調子で、一事が万事この調子。失敗を繰り返しながら、登山者を見て少しずつ真似ていった。
正月明けの奥多摩に向こう見ずにも1人で行ったとき、真っ白に積雪していて驚いた。雪道を歩くのは初めてだった。誰1人出会うことなく楽しんできたが、あとからその時の写真をみた知り合いが驚いて一言、「アイゼンは持っていったのですか?」「エッ?アイゼン?」知らなかったのは言うまでもない。それから4爪の軽アイゼンを持ち歩き、近くの雪山を楽しんだ。
未経験に等しい山歩きを友人とはじめ、仲間が増え、行きたい山も次第に広がっていった。仲間を求めてさらに山の会に入り、そこでいろいろな事を覚えていった。山でのテント泊を初めて体験し、雪山にも足を踏み入れ、従って装備も次第に増えていった。それでもまだまだ、いまだに学ばなければならないことが、次から次へと出てくる。現在も尚、山慣れた仲間からいろいろ教えてもらっている。おかげで無謀だった初心者も、少しづつ知恵が付いてきているが、あいかわらず万年初心者を名乗っている・・。
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