茨城県：筑波山（2015.2/1）レポ

週末にかけてお仕事。
時節柄、数字と仲良くしてました^^;


土曜日には一区切りついたので
日曜日はどこか行きましょうか！


最初は雪山を考えてアイゼンもアウターも
いろいろその様に準備したのですが
そのあと行先は二転三転。

出かける気はあるのですが
寒いし、チト疲れているし・・
ということでだんだんとテンションが

いくつかの候補のうち
ようやく筑波山に決定。

何度か行っている気になっていたのですが、
意外や私は山仲間と行った1993年8月と、
トシちゃんと歩いた1996年5月(記録なし^^;）の2回だけ。
もう20年くらい前の事になります。

トシちゃんと行った時はつつじがおか駐車場に車を置いて
ロープウェイには乗らず、
歩いてピストンしたのでした。

途中まで車で行っているものだから
今度は下（筑波山神社）から歩いてみたいと
トシちゃんのリクエスト。

いつもと逆パターンでちょっとビックリです(笑；
でもコースタイムをみると
時間的にはあまり変わらないようでした。

ということで今回は筑波山神社から。
駐車場は500円。




先ずは筑波山神社にお参り。


ケーブルカー脇の登山道から時計回りに。


ちなみにケーブルカーは設備更新工事の為
1/15～3/20(2015年)は運休中。
ロープウェイは運行しています。

最初は歩きやすいゆるい登り坂。


お子さん連れも多く、
ファミリー登山によさそうと思ったのですが、
この先案外石や根が多いコースで、その上
この日は雪もありましたからそれなりに大変そうです。


休憩ポイントにはベンチ


植生の様子。


二日前の金曜日に雪が降った割には
登山道に残っていないなと思っていたら・・・


ケーブル側の、中の茶屋跡に近づいたところで
現れてきました。


ベンチもあり、一休みできますが
そのまま先へ。


氷柱。


二股に分かれた大木




そして男女川（みなのがわ）。


百人一首にこの男女川が出てきます。
「筑波嶺（つくばね）の峰より落つる男女川（みなのがわ）
恋ぞつもりて淵（ふち）となりぬる」

少しずつ流れる水が積もってよどみとなるように、
密かな思いも積もり積もって深い恋心になったという
恋の歌なんですね。

水滴が恋の歌になるのですから
古の人はなんてロマンチスト！

三十一文字がサラサラとできたらいいなと
思いますが、こんな風に表現するのは
なかなかできないですね～

山頂の近くの源流から流れ出て
側には柄杓もありました。


源流は見に行きませんでしたが
パワースポットの一つだそうで、
筑波山にはパワースポットが
他にもいくつかあるようです。


凍りついた登山道に気遣いながら行くと


トシちゃんがシモバシラを見つけました。


小さいですが、後から登ってくる若いグループに
丁寧に教えているトシちゃん。


彼らはあまり関心も感動もなさそう？でしたけど、
長々と説明・・・足止めしてゴメンナサイね^^;


登るほどに凍りついた雪に気遣いながら慎重に。


御幸ケ原より女体山山頂。


茶店のベンチで休憩していると、
次々に学生さんたちが駆け上ってきて
口々に「1時間かからなかった～」と！(＠_＠;)

一応昭文社マップのコースタイムは
ケーブル下の宮脇駅登山口から1時間50分。

のんびり登ってきた私たちも
宮脇駅登山口からは1時間半でしたから
ゆるめのコースタイムですが
それにしても頼もしい！^^

迷うところでしたが、
ここからは念のためアイゼン装着。


筑波山、足尾山、加波山の三座で
筑波山塊というそうですが、
足尾山、加波山は未踏。そのうちいつか・・


女体山を背に、先に男体山へ。




途中は雪が解けた岩岩に。
アイゼン外そうかと思いつつ・・・


山頂近くで再び凍りついた雪


男体山山頂




祠やお社からの展望場では
うっすらと富士山が見えてました。




ズームで


遠望はこんな感じでしたが山頂の上は真っ青な空。


山頂を後にして再び御幸ヶ原へ




御幸ヶ原より北の方角には日光や高原山の山塊


ズームで高原山


ズームで日光白根山や男体山


御幸ヶ原より加波山方面


御幸ヶ原より女体山


御幸ヶ原は広範囲で工事中、
資材置き場のようです。


女体山に向かう途中にカタクリの里
これは記憶にありませんでした(^^ゞ


皆さん大きな望遠を向けて
鳥でも撮っているのかな？


稜線は雪が解けているのだろうと
思っていたのですが
意外と残っています。


ガマ石






最高峰、女体山山頂（877ｍ）へ。
山頂より男体山。


以前は無かった柵がついて、
広々としていた山頂の様子が
記憶とだいぶ変わっています。






男体山山頂と左奥に富士山。


ズームで富士山


つつじがおかとロープウェイ


加波山方面


角度を変えて加波山方面


スカイツリーも見えたのですが
かすかに分かりますか？


青空の割に霞ヶ浦も太平洋も
おぼろげでした。

山頂は常にいっぱいでしたし
ゆっくりと休む場所もなかったので
そこそこに退散

時計回りに神社に戻るルート、
下記写真の右上、白雲橋コースへ


こちらはかなり雪が残ってました。






山頂では食べる場所も無かったので
屏風岩まで下りたところでお昼休憩。
上にはロープウェイ。


誰が作ったのかミニ雪だるま


展望はありませんでしたが
ゆっくり休憩できました♪


相変わらずの雪。
アイゼンはつけたままにしますが
ミックスで場所によっては
岩にひっかけ無いよう気を遣います。










いろいろと名のつけられた岩があり
面白いコースです。

北斗岩




北斗岩、反対側から。




落葉の大木は立派！




裏面大黒・・見えなくもないか^^;


出船入船^^;


国割り石・・伝説でしょうか？


母の胎内くぐり


母の思い出は殆どない私^^;


高天原


天照大神にお参りして


岩が落ちそうで弁慶が7度戻ったという
弁慶の七戻り。
古来は聖と俗とを分ける石門。


つつじがおかとの分岐


下りではここから初めてのトシちゃん。








広いところでアイゼンを外しました。


この後は雪が無く、
足元が軽くなって快調に下山。
御幸ヶ原までの登りではアイゼンを使いませんでしたが
コチラから登っていたら早々に装着したと思います。

でも小さいお子さん連れが多く、
普通の靴でどんどん登ってました。
下りでは大丈夫だったかな？^^

少し下ったところ。


白蛇弁天


神社に戻り、トイレに寄ってから駐車場へ。
綺麗なトイレでした。


梅とスカイツリー、遠近両ショット





駐車場を8時に出て14時20分に到着。
寄り道したいところもありましたが
用事もありましたので
常磐道が混む前に帰路に。

首都高はちょっと渋滞もありましたが
お蔭で順調でした。

なかなか行けない茨城方面でしたが
また行けたらと思います(^^♪





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話しは変わりますが
この日の朝、車のエンジンをかけた途端に
安倍総理の「・・・感謝します・・」という声が。

ISにつかまっていた後藤健二さんが無事解放か！と
慌ててナビからテレビに。

その画面と続く総理の言葉に
私達動きが止まりました。


殺されてしまった。
なんて残忍な！

詳細には知らない中東情勢でしたが
この件で私なりにいくらか理解しようと
してきました。

そういう人がきっといっぱいいると思います。

命をかけて深く日本人の心の中に残る人、
そう思います。

無力な私としては、
またこのようなことが無いようにと
願うばかりです。

非力な子供、弱者が一日も早く
明るく過ごせる世界となりますように。

ご冥福をお祈りいたします。