どうせやるなら、世のため人のため

幼児期、わがままだっただろうが、よく覚えていない。

10代、大学に行きたくて、勉強のことで頭がいっぱいだった。

20代、彼女や友達がほしくて、自分を飾ることで頭がいっぱいだった。

30代、子育てが最優先事項で、家族と会社のことで頭がいっぱいだった。

40代の現在、自分の利益を第一にするのは、はかないと思うようになった。誰かの役に立って、その結果として自分が評価されたいと思うようになった。その根底には、自己愛があり、もっと欲ばりになったのかもしれない。

動機はどうあれ、世のため人のためと思えば、がんばれることも多い。

こんな姿を彼女に見せられる？

私は内気で暗い性格に見られたせいか、独身のころ、彼女はいませんでした。でも、人はひとりでは生きていけない。自分を頼ってくれる最愛の家族や愛する人がいれば、がんばれるものです。

もし彼女がいたら、こんなところ見せられるだろうかと奮起したものです。

人生長いようで短い 悔いなく楽しく生きよう。

40歳も後半になると、自分の寿命を意識し始めた。
父は50代に癌でなくなった。
叔父叔母も最近何人かが他界している。
母は70代、有名人の訃報を聞くと70代が多いようない気がする。

先のことは神のみぞ知るで、思い煩っても仕方がないと思う。
今を大切に淡々と生きるしかない。

そんな日もある。

がんばってもがんばっても仕事がかたづかない。いや、がんばればがんばるほど空回りして結果がうまくいかない。そんな経験はないだろうか。そんなときは、机から離れて、散歩しよう。私は、プログラミングやドキュメント作成の時、よいアイデアが浮かばず、時間だけ浪費していると感じた時、外を歩くことにしている。すると、みるみる頭の中がクリアになって、先ほどのねっとりとした状態からさらさらした状態に変わる。そのうち、自分でも驚くようなアイデアが浮かぶ。

仕事がはかどらない時、そんな日もあると居直って、外へ出てみよう。

言葉はいつも、想いに足りない

コミュニケーション技術は人間社会の基本だ。なぜなら、人との関わりで自分は生きていけるから。太古、食物を得る道具は、槍だった。今、食物を得るためにはまず言葉が必要だ。

顧客に商品を説明する、上司に企画を説明する、同僚に悩みを打ち明ける、部下に動くように諭す、彼女をデートに誘う、色々な場面で失敗の原因は、言い尽くせないこと。しかし、落ち込んでばかりはいられない。次の機会をために、準備しよう。言葉はいつも、想いに足りないものだから。

俺がやらねば誰がやる

自分がやっていることは間違ってないと自分に言い聞かせなきゃ、やってられないことってありますよね。
「当事者意識を持って、果敢に挑戦せよ」と大上段に構えるつもりはありません。
ただ、自分の活動を自分だけでも評価しなきゃ、
負けそうになる時
「俺がやらねば誰がやる」
とつぶやいています。

インターネットで検索すると、つぎのところでヒットします。

・会社の社訓やリーダー研修のスローガン
『我(俺)がやらねば、誰がやる。我(俺)に続け。』
『俺がやらねば誰がやる、今やらねばいつ出来る』
とさらに迫力をつけている使い方もあるようです。

・映画「ＣＡＳＳＨＥＲＮ」の科白
アニメのキャシャーンは見たと思う。もしかしたら、ガッチャマンと混同してるかもしれない。

・伏見工業高校ラグビー部監督の著書

不可能な理由を全部挙げてみよう。

お客様から急な注文があったとき、上司から無理な要求を受けたとき、そんなの不可能ですと言いたくなるのをこらえて、不可能な項目は何か、全部リストアップしてみよう。意外に、不可能ではないこともある。どうしても不可能な項目は、その6割でも満たす妥協点はないか、探ってみる。(過剰反応しやすい自分によく言い聞かせています)

このリストアップするという行動が、根性が座っていないと、なかなか難しい。

千里の道も一歩から

私は40才半ばです。自営業になったものの、当初予定していた仕事も終わりに近づき、次の仕事を見つけなければならない状況です。

営業活動するには、商品カタログが必要です。私の商品は何かというと、自分という目に見えないもの。

商品に付加価値をつけようと、最新技術をWebで読み漁る。どんどん出てくくる技術に、何から手をつけたらよいかわからない状態です。

それに、道具の種類がかわっているだけで、やっていることはサンプルをカット&ペーストしてちょっと改良する程度のことを繰り返しているだけのような無力感にさいなまれます。

時間が無限にあると思っていた20代と違い、時間が有限だと感じるこのごろです。5年後にどうなっていたいか、10年後にどうなっていたいかとマイルストーンをきめて、一歩一歩進むしかないですね。