ニューヨーク大学リハビリテーション病院の壁には、大変有名な詩が書かれています。
作者は不明ですが、心も体も傷ついたベトナム戦争帰還兵の若者という説やここに入院していた神父という説もあるようです。
「苦難にある者たちの告白」
-ある患者の詩-
私は大事を成そうと神に力強さを求めた。
私は謙遜に従うことを学ぶように弱くされた。
私はより偉大なことができるように健康を求めた。
私はより良いことをするように病弱を与えられた。
私は幸せになろうと富を求めた。
私は賢くなるように貧しさを与えられた。
私は人々の賞賛を得ようと権力を求めた。
私は神の前にひざまずくようにと弱さを与えられた。
私は人生を楽しもうとあらゆるものを求めた。
私はあらゆることを喜べるように命を与えられた。
私は求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた。
私はあらゆる人の中で、最も豊かに祝福されたのだ。
(訳者不明)
A CREED FOR THOSE WHO HAVE SUFFERED
I asked God for strength, that I might achieve
I was made weak, that I might learn humbly to obey...
I asked for health, that I might do greater things
I was given infirmity, that I might do better things...
I asked for riches, that I might be happy
I was given poverty, that I might be wise...
I asked for power, that I might have the praise of men
I was given weakness, that I might feel the need of God...
I asked for all things, that I might enjoy life
I was given life, that I might enjoy all things...
I got nothing that I asked for -- but everything I had hoped for
Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.
I am among all men, most richly blessed!