人はみな違う、そして、人はみな同じである

通勤でラジオを聞いていたら、放送大学に興味をもって、勉強がしたくなりました。
そこで、今年、放送大学院選科生になりました。
明日から単位認定試験があります。

テキストを読んでも、法律のことが、なかなか頭にはいらないので、入門書を読んでいたら、本書が気に入りました。

憲法の趣旨が明快に伝わってくる。
その中でも、個人の尊重の意味には2つある。という件が気に入った。
１つ、人の個性はみな違う。
２つ、人の価値はみな同じ。

伊藤真の明快!日本国憲法 ナツメ社 このアイテムの詳細を見る

TB練習「カキ氷何色が好き？」

カキ氷、しばらく食べていない～な。
娘たちが、小さい頃は、よく作ってあげたのに。

私は、メロン色が好きです。

逆風満帆

「どん底」から「再起」への20人のストーリー

私は、絶望の時、神様は自分に耐えられない試練は与えないと思うことにしている。
試練の大きさもその人の器に比例するんだろうなと思う。

本書を読んでいると、自分の試練なんて、試練と呼べないなと思ってしまう。

でも、三日月に向って「我に艱難辛苦(かんなんしんく)を与え賜え」と祈った武将として有名な山中鹿之介のように、難儀を自分から求めたくはないです。

逆風満帆 明治書院 このアイテムの詳細を見る

タカラの山

小さい時におもちゃにはお世話になったが、最近は、おもちゃ業界には関心がなかった。
本書を読んで、おもちゃ業界の経営の厳しさ、ヒットメーカーの苦しさを知った。
おもちゃなんて、軽く浮かんだアイデアで、気楽に作ってるんだろうと思っていた。
おもちゃといいながらも、ヒット商品になるには膨大な業務の積み重ねが必要だと知った。
タカラは昭和30年創業だから、私と同年代。
そう聞くと、老舗といわれるほど、そんなに古くないじゃんといいたくなる。

ダッコちゃん、リカちゃん、チョロQなどのヒット商品名を聞くと、タカラって大企業だよね。きっと、といいたくなるが、
表の歴史の裏には、経営の継続の難しさを物語る重いドラマがあったのだと知った。

カリスマ創業者からの脱皮、公器としての会社、過去の成功体験の脱皮、創造性と組織経営の対立、タカラの倒産寸前の実態の先延ばし

どれをとっても重い話題。
内部関係者にとってはナイーブな話題をよく取り上げたものだと著者の苦労を想像する。

本書はルポライターをめざす人に勧める。

「タカラ」の山―老舗玩具メーカー復活の軌跡 朝日新聞社 このアイテムの詳細を見る

形からはいれ

本書は言葉の使い方次第で、自分に都合よくコントロールできる、と言葉の力を教えます。

本書で気に入った記事は、以下のとおり。試してみよう。

「チャンスが巡ってこない」をブレークスルー
形から入る

不安を感じるなら、自信家を演じてみる。
身近な人でいつも前向きでさっそうとしているひとのしぐさ、口癖、ファッションをまねてみる。

次第にあなたは、思い描く自信家像にちかづいていく。

人生がうまくいく魔法の言葉―自分がかわる 法研 このアイテムの詳細を見る

チャレンジ->経験->自信->もうひとつ上のチャレンジ

本書は、等身大の横浜市長・中田宏からのメッセージ。
短いセンテンスの集合に、力をもらえる。
そばに置いて、疲れた時、ふとページを開くと癒されるだろう。

本書で気に入ったセンテンスから、

チャレンジは、経験をつくる。
経験は、自信をつくる。
自信が、もうひと回り大きな次のチャレンジを生む。

「単純さ」が実行力を生む

いい人生だったかどうかは自分にしかわからない

感動したのだったら、動くこと。

小さな我慢には、小さな成功。
中くらいの我慢には、中くらいの成功。
大きな我慢には、大きな成功がついてくる。

平等に与えられた時間をどう使うかが、あらゆる差を生むことになる

中田主義──僕の見方、考え方 講談社 このアイテムの詳細を見る

方法に良し悪しはない

「ドラゴン桜」を検証と銘打っているが、
私の見解では、決定的な受験の方法はないと思う。
よっぽど、明らかに無駄時間が発生するような方法でない限り、ひとそれぞれにあった方法がある。

本書で紹介している参考書・問題集のコメントは参考になる。

私の受験時代は偏差値至上時代で、かなり悲壮的だった。
自分の子供は、将来の目標を明確にして、効率的な方法で、余裕ムードで受験に成功して欲しいものだ。

ドラゴン桜を検証!!東大合格法 データハウス このアイテムの詳細を見る

1週間で専門家になってしまおう

50歳を目前にして、最近、物覚えが悪くなった、集中力も落ちた。
吸収したい情報は山ほどある。

速読術を使いこなして「1週間で専門家になってしまおう」という誘いには魅力を感じました。

本書の速読術のポイントは
目的意識を持つ
読むのは30分と決める
キーワードを見つける
全部を読まない、重要なセンテンスを選択する
インプットしたら、プロセッシングして、アウトプットせよ

実際的な指南書だと思った。

さて、1週間で専門家になる方法とは、
１．対象分野の書籍を10冊入手
２．10冊のうち、基本書(代表的な本、網羅的な本、入門書)１冊を全部熟読する。専門分野の骨格を自分のものにする
３．9冊を二八の法則で速読する(2割を読んで、8割を知る)
ページをめくって眺めながら、これはと思う箇所をきちんと読む。また、つぎの重要そうな箇所を探す。この繰り返し。

王様の速読術 ダイヤモンド社 このアイテムの詳細を見る

「わらしべ長者」現代版

あなたは信じられますか。
ネットの力で「わらしべ長者」になった男

「ネット版わらしべ長者」

カイル・マクドナルド氏は昨年7月12日、Craigslist.orgの物々交換セクションに1個の赤いペーパークリップと物々交換の広告を出した。

その後、一年で「カナダのサスカチュワン州キプリングの家」を取得することになった。

ネットの力おそるべし。

スキル(知識)よりウイル(意志)。

タヤマ学校のビジネス研修は、本を執筆し、出版社に売り込み、書店に並べるところまでやる。
本書はその成果のひとつ。
研修者のひとりの実話に、成功の法則というメッセージを織り込んでいく。
シンプルなメッセージであるが、ある局面で行き詰っている人には、ひらめくものがあるだろう。
１．魅力あるパーソナリティを見につけろ
２．物事の本質を見抜く目を養え
３．矛盾の中に真理がある
４．自分自身を売れ。自分自身を知れ。
５．窮して窮して知恵をしぼり出せ。そしてその知恵を駆使し、具体的な方法論を考えろ
６．常に角度を変えて考えろ。角度を変えて考えない自分自身をマンネリというのだ。
７．これで良いことはない。
８．常に価値ある目標を持ち続けろ
９．自分の弱さを認められる人間になれ
１０．逃げるな！誤魔化すな！あきらめるな！
１１．偶然はない、すべてが必然である。人生の壁にぶつかったとき、その壁に感謝しろ
１２．スキル(知識)よりウイル(意志)。
１３．人生に立ち止まるな。走り続けろ。

〔実録〕 倒産。どん底からの再起 中経出版 このアイテムの詳細を見る