春の風邪

【春の風邪】人恋し　裏声使う　春の風邪

季節の変わり目は、体調不良で風邪になりやすいですね。
体調が弱ると気持ちも弱って、人恋しくなるものです。
友達に、元気を装って、電話するものです。


#kigo #俳句

穀雨

【穀雨(こくう)】我が庭の　若葉を揺らす　穀雨かな

冬の寒さで縮んだ木々が若菜を噴き出してくる季節。
パラパラと降り出した雨が若葉にあたってリズミカルな音を立てている。
春がどんどん本格化する気配がする。

#kigo #俳句

菜の花

【菜の花】菜の花や　嵐に吹かれ　折れにけり

菜の花、1本、1本は細い茎ですよね。
そよ風くらいなら、なびいて、気持ちよさそう。
春の嵐の後は、折れて哀れな姿。
嵐の強さを思い知らされる。


#kigo #俳句

逝く春

【逝く春】逝く春や　頂の雪　置き去りに

4月中旬、晩春に差し掛かろうというのに、
三寒四温が長引くなあと思いつつ、
遠くの富士山には残雪が。


#kigo #俳句

花屑

【花屑】花屑の　流れた後は　泥の溝

散った桜の花びらがたくさん溜まった溝は
華やかできれいだったのに
流されてしまって、残されたのは
泥だらけの溝だった。


#kigo #俳句

鶯

【鶯】鶯や　出だしの尺に　気をもます

鶯のホーーが聞こえてくると、ちゃんとホケキョが決まるか。
気をもみますよね。


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花見

【花見】柵越しに　一人さびしく　花見かな

今年は新型コロナの影響で花見の宴会はできません。
柵で閉鎖した公演もあります。
桜は例年よりも散らずに持っています。
名残惜しそうに。

#kigo #俳句

花冷え

【花冷え】花冷えや　昨夜のうたげ　うそのよう

昨夜はコートなしでも暖かかったのに、
今朝の冷気は一段と身に染みる。

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チューリップ

【チューリップ】人待ちて　風になびくよ　チューリップ

人のいないチューリップ畑。一面、赤白黄のじゅうたんが敷き詰められたよう。
風が吹くとあっちへこっちへ子供たちが頭を振っているよう。

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土筆

【土筆】遊歩道　土筆の群れの　背比べ

遊歩道を歩いていたら、緑のじゅうたんの中に、
ポツポツと茶色い群れがいくつか見えた。
土筆の群生だ。勢いを競っているようだ。
かわいい。

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