山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

「赤色」と昨今

2012-07-13 15:21:57 | モノローグ【エトセトラ】
九州の昨今(7月12日~13日)は「これまで経験したことのないような大雨」と、気象情報で初めて危機感を表現されたように、川の氾濫、土砂崩れ、浸水に見舞われている。死者、行くえ不明者も出ている。
今夜まで警戒はつづく。
天変地異が目立つ昨今である。日本中、否、世界の危機が身近なものとなって迫っている。

負のエネルギーが暴れ出すと、人間、正(プラス)のエネルギーを爆発させたくなるものだ。気を強く持ちたい。大きな声で笑いたい。逆風に真っ向から立ち向かいたくなる。・・・転んだら立ちあがる!そんな本能が目覚める。

熊本市北区では消防署より「避難準備警報」が発令されている最中、劇団夢桟敷「赤色時代」公演の稽古はつづく。
日本が226事件、戦争へと突き進む中、国家的暴力の対極であるチンチン切り取り事件で国民を笑わせた「極地のエロス」=阿部定事件をモデルに、昭和から平成のナンセンス劇に挑戦する。

河原町に間借りした「秘密基地☆レミング」とコラボした公演「赤色時代」になる。・・・時代は螺旋階段を上って今に辿りついた。人のこころの中に一石を投じて波紋は広がる。

危機の時代に愛!・・・九天の雲は晴れる。