山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

「透明人間」ごあいさつ

2014-04-19 14:19:46 | 透明人間三部作-2014-2015
劇団夢桟敷 第64回公演「透明人間」(熊本)ご案内

春めいてまいりました。皆さま、ご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素よりご注目頂き厚くお礼申しあげます。
さて、劇団夢桟敷演劇公演のご案内をさせていただきます。

【時】 5月16日(金)19:00- / 5月17日(土)19:00-
【場】法泉寺・本堂(熊本市中央区九品寺1-6-17 安巳橋際)
【問】劇団夢桟敷 090-4581-5190(制作) yumesajiki@ybb.ne.jp

3年前の東日本大震災以降、日本は不穏な空気に包まれています。それはまるで、1914年の関東大震災後、日本が戦争への道を突き進んで行ったあの時代を予感させる程です。
片や、福島の原発が爆発し、見えない放射性物質に不安を抱きながら生きていかなければならないという厳しい現実があるにもかかわらず、
政府は何の反省もなく、着々と戦争の準備と原発再稼働に向けて不穏な動きを加速させています。
 
もやもやとした不安な時代だからこそ明るい演劇・愉快な演劇で笑い飛ばすのも一手でしょうが、今回の夢桟敷の演劇は未来へ吹っ飛びます。
  
人類は滅亡していた。
登場するのは幽霊、ロボット、人間の細胞組織。つまり、人間不在の未来劇という訳です。
未来が見えますか?を問いかけます。
劇作家の妄想にお付き合い下さい、というような迷惑至極な話ではありません。
「危機意識のなくなった圧倒的多数の人間たち」へ、過激なメッセージをこの演劇に仕掛けました。

人間不在の劇から「命」とは何か?を問いかけます。
「透明人間」は見えない。その見えないものを浮き上がらせる。これが今回の劇のテーマです。

役者の身体で作られた劇を、お客様の想像力で「物語」へと繋いでいただければ幸いです。

お忙しい折かとは存じますが、劇団夢桟敷創立35周年の現在に是非お立会いいただきますよう、ここにご案内申し上げす。

透明人間公演ご案内】
【時】5月16日(金)・17日(土)両日共19時開演
【場】法泉寺本堂 熊本市中央区九品寺1-6-17安巳橋際(地図
前売りチケット絶賛発売中 09045815190 yumesajiki@ybb.ne.jp

【劇団夢桟敷 創立35周年記念パーティー
【時】7月13日(日)14:00-17:00
【会場】フェリシア(地図 熊本市中央区水道町1-19ヴィラージュビル2F
【お申込み・お問合せ】yumesajiki@ybb.ne.jp