山崎裕二 活動誌 ブログ版

日々の活動の様子を綴っています。

取り崩しがつづく財政調整基金

2024-12-31 16:45:00 | 予算・決算 確認

 予算編成ベースで、財政調整基金の取り崩しがつづいています。

・2023年度(令和5年度)決算 財政調整基金積立金 1億1630万2000円

               財政調整基金残高 17億8970万7582万円

・2024年度(令和6年度)予算 財政調整基金繰入金 4億2193万8000円

・2024年度(令和6年度)補正予算(第1号)財政調整基金繰入金 241万4000円

・2024年度(令和6年度)補正予算(第2号)財政調整基金繰入金 2153万9000円

・2024年度(令和6年度)補正予算(第3号)財政調整基金繰入金 なし

・2024年度(令和6年度)補正予算(第4号)財政調整基金繰入金 1億1758万3000円

・2024年度(令和6年度)補正予算(第5号)財政調整基金繰入金 6260万円

               繰入金 計 6億2607万4000円

 実際には、先の普通交付税の追加交付もあり、不用額の発生や予算を上回る特別交付税の交付などがあれば、基金の取り崩しは、ここまでにはならないと推測しますが、積立に回せるほどになるかは未知数といったところです。

 普通交付税の減少、補助率1/2のデジタル田園都市国家構想交付金による大型事業、人件費、扶助費や公債費(来年度ピークとなる見込み)などの義務的経費の大幅な増加、繰出金の高止まりや補助費、維持補修費の硬直化、寄附金の伸びに伴うふるさと納税にかかる経費全体の増などにより、来年度の予算編成にあたっては、10億円を上回る財政調整基金の繰入金が必要になるのではないだろうかと懸念しています。

 ドラスティックな財政健全化に着手を始めた南丹市を対岸の火事としないことが必要と察します。


外出支援サービス事業

2024-12-31 11:45:00 | 現況確認(町の事業)

 昨年度の外出支援サービス事業の概要ほかです。

 登録者数 579人(丹波 256人、瑞穂 174人、和知 150人)

(町社会福祉協議会 357人、NPO法人クローバー・サービス 155人、NPO法人まごころサービスあい愛 49人、NPO法人さわやかライフ 80人、京都タクシー 16人)

 複数事業者に登録されている利用者があるため、登録者数と一致しません

 利用者数 2632人 利用回数 8819回

 利用者負担 589万9800円 町委託料 812万815円

 運送の対価

  初乗り 4km未満 600円、4km以上となった場合、115円を加算し、以後1kmごとに115円を加算

 うち、利用者負担

  初乗り 10km未満 500円、10km以上となった場合、100円を加算し、以後3kmごとに100円を加算

 運送対価の例 3km以内 600円(利用者負担 500円、町委託料 100円)

        4km 715円(利用者負担 500円、町委託料 215円)

        5km 830円(利用者負担 500円、町委託料 330円)

 ※人件費、車両維持費への補助はなし


※透析送迎(重度心身障害者等通院・通所支援事業)

 実利用人数 27人

 町社会福祉協議会への委託料 669万5371円