泉鏡花原作「みさごの鮨」には、山代温泉各所の風景が実名入りで描かれ、
内容も山代の人々の人情を思わせる作品です。
その中でお光の話が出てまいります。
ここで、お光の紹介を。
山代お光は、江戸時代初めの頃の悲恋話に出てくる主人公です。
そのお相手は、「幸蔵」。
幸蔵は、専光寺(現存)の堂主(太鼓を叩いて時刻を告げる人)、
お光は、大変!!可愛い湯女(温泉接客にあたる女性)、
2人は専光寺のお堂で鳴らす太鼓の合図で密会を重ねていたそうです。
(落ち合ってた時間は「暮れ四ツ」=今の午後10時)
ある日のこと、いつものように4ツの太鼓を打ち、お光を待ちますが、
いくら打っても、お光がやってきません。
(実は、お光は急病の床に就き、太鼓の音を聞きながら息をひきとった
のです。)
幸蔵は、次の日、お光の死を知ります。
その悲しさは相当のもので、悲しさの余り古井戸に身を投げて、お光の
後を追ったのです。
この話が一つのきっかけで、「堂」⇒「胴」に変わって伝えられ、いつ
からか山代では湯女のことを「太鼓の胴(たいこんど)」と呼ぶように
なりました。
近郊の粟津温泉では「小鳥」、片山津温泉では「鴨」、山中温泉では
「獅子」と言われていました。
新内語りは今年で3年目になります。
今回は、新作作品 樋口一葉原作「たけくらべ」もお披露目されます。
今年8月にOPENした新総湯から、はづちを楽堂の間を「流し」ます。
その後、はづちを楽堂で語りがはじまります。
湯のまち山代の情緒をお楽しみください。
日時 九月二十七日(日)
流し 午後七時三十分から八時
(薬王院温泉寺~湯の曲輪~はづちを楽堂)
語り 午後八時から九時
(はづちを楽堂・板の間「寿座」)
演目 「山代お光」・「たけくらべ」
座席料 前売り券 五○○円(当日七○○円)(五十席限定)
演者 浄瑠璃 岡本紋弥
三味線 岡本千弥
販売先 はづちを楽堂/山代温泉地区会館/山代温泉旅館組合会館
内容も山代の人々の人情を思わせる作品です。
その中でお光の話が出てまいります。
ここで、お光の紹介を。
山代お光は、江戸時代初めの頃の悲恋話に出てくる主人公です。
そのお相手は、「幸蔵」。
幸蔵は、専光寺(現存)の堂主(太鼓を叩いて時刻を告げる人)、
お光は、大変!!可愛い湯女(温泉接客にあたる女性)、
2人は専光寺のお堂で鳴らす太鼓の合図で密会を重ねていたそうです。
(落ち合ってた時間は「暮れ四ツ」=今の午後10時)
ある日のこと、いつものように4ツの太鼓を打ち、お光を待ちますが、
いくら打っても、お光がやってきません。
(実は、お光は急病の床に就き、太鼓の音を聞きながら息をひきとった
のです。)
幸蔵は、次の日、お光の死を知ります。
その悲しさは相当のもので、悲しさの余り古井戸に身を投げて、お光の
後を追ったのです。
この話が一つのきっかけで、「堂」⇒「胴」に変わって伝えられ、いつ
からか山代では湯女のことを「太鼓の胴(たいこんど)」と呼ぶように
なりました。
近郊の粟津温泉では「小鳥」、片山津温泉では「鴨」、山中温泉では
「獅子」と言われていました。
新内語りは今年で3年目になります。
今回は、新作作品 樋口一葉原作「たけくらべ」もお披露目されます。
今年8月にOPENした新総湯から、はづちを楽堂の間を「流し」ます。
その後、はづちを楽堂で語りがはじまります。
湯のまち山代の情緒をお楽しみください。
日時 九月二十七日(日)
流し 午後七時三十分から八時
(薬王院温泉寺~湯の曲輪~はづちを楽堂)
語り 午後八時から九時
(はづちを楽堂・板の間「寿座」)
演目 「山代お光」・「たけくらべ」
座席料 前売り券 五○○円(当日七○○円)(五十席限定)
演者 浄瑠璃 岡本紋弥
三味線 岡本千弥
販売先 はづちを楽堂/山代温泉地区会館/山代温泉旅館組合会館