一年の無病息災を祈願し、刈り取った菖蒲を詰めた神輿を若者たちがかつぎ「薬王
院温泉寺」から、高張提灯を先頭に湯の町を威勢良く練り歩きます。
担がれた神輿は途中、地面に置かれ、150名程の集団がその神輿を引きづり回します。
何回か繰り返し内に、まち一面に匂い菖蒲の香りに包まれ、その匂いが一年の邪気を
追い払うとされてきました。
一行は「湯の曲輪」に戻って来て、祭は最高潮に。
菖蒲を詰めた「俵」で出来た「神輿」が解かれ、若者は俵を担いで総湯へ、解けた俵は
浴槽に投げ込まれます。
昨年8月2日にOPENした浴殿に投げ込まれる(奉納され)のは、今年が初めてです。
初めての施設なので、どのように進行されるか、今から楽しみです。
この湯のまちに初夏を告げる、山代温泉最大のイベントは、6月4日(金)、5日(土)
の2日間開催されます。
5日の夜には、「山代音頭道流し」と「輪踊り大会」が挙行されます。
是非、お越し下さい。
<<新情報>>
今秋10月 古総湯OPEN!!
>>> 山代温泉のシンボル、日本の温泉の原風景「古総湯」 <<<
明治19年に建設られた往時の情緒と歴史のある景観が甦り、通り界隈の賑わいが
創出され、散策が一層楽しくなります。