3月3日の「ひな祭り」は別名「桃の節句」ともいいます。お雛様の横にも桃の花が飾られております。
ひな人形の飾りで最近よく目にする飾り方で、「つるしびな」というものをがあります。 ひな人形はけがれをひなに移して祓う・・・と言うところに起源があるそうな・・・。 紙で折るもの、手縫いで仕上げたちりめん細工のもの。 他にもいろいろとありそうです。 ひな壇に並べられるものはオーソドックス!? に見えてきます。
ひな祭の起源は中国にあるそうですが、桃は破邪と延命長寿の霊木ともされており、桃花が流れる“桃花水”を飲むと300 歳の長命を得られたということで、日本の奈良朝の王朝貴族は、3月3日に「曲水の宴」をもよおして、詩をよみ、桃の花を盃に浮かべた桃花酒を飲んだと言います。
清酒に桃花を浮かべたり、ひな祭りらしく甘酒やにごり酒、桃のお酒をいただいたり、女の子のお祝い日を演出してくれるお酒を楽しみましょう。(ん・・・これは便乗組?)
(1) あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひな祭り
(3) 金のびょうぶに うつる灯(ヒ)を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒(シロザケ) めされたか
赤いお顔の 右大臣(ウダイジン)
期間 2月28日(木)ー3月3日(日) 09:30~17:00(入場無料)
場所 はづちを楽堂 寿座 板の間
(つるし雛) (つるし雛)
(撮影ご協力:吉田屋山王閣)
(おき雛)