平野部から山間部の間の田畑地に立地している温泉、「山代」。 今から40数年前までは、温泉地の周辺には、ブドウ畑、梨畑、野菜畑・・・田・・・があって、農作業での汚れを落とす入浴者等で総湯は賑わった。 いつしか、近郊、県外からも多くの入浴者がやってき、町は「湯の曲輪」(ゆのがわ)を中心に急速に栄えだした。 現在は、隣町との境もわからないくらいの大きさになってます。 しかし、国内の温泉観光地、地方観光地と同じく、旅行の主要形態が大きく変遷し、旅館のサービスや、旅行者と町の関わり方・あり方も今までのものとは異質のものに価値を求める傾向になってきております。 そのような中、町のステータス・シンボル的整備工事が着手され、2年前に完成したのが、「総湯」・「古総湯」という大きな町の2つの共浴場と中心地「湯の曲輪」です。 この施設には毎日、1,500人の方々が利用されます。 週末には2,500人になることも、2年経った今でもあります。 一方、古総湯は、明治19年の総湯を復元した変わり者施設です。 文明を謳歌している人にはちょっと良さが判りづらい、使用し難い施設かも・・・しれません。 でも山代温泉にはなくてはならないものの一つです。 全国的はなかなか無いものです。 毎日の表情が違う、癖になる部類の良さが、古総湯にはあります。
・・・そんな湯の曲輪で、2つの総湯OPENを記念して、毎年催し物をやっています。今年で3回目になる「やましろ 湯の曲輪 浪漫」も、年々、内容が充実し、今年辺りは是非、古総湯の入浴とセットでお越しいただきたいと思っております。 (^_^)v
追伸 和装でお越しいただくと、更に気分は「湯の曲輪浪漫」? 今年から、着物貸出&着付けをやってます。(完璧!)