タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

盛岡プチ観光

2022年08月28日 | 徒然なるままに

岩手から無事に帰ってきました。雨には降られましたがアルビは勝ったし、とても充実した楽しい3日間のアウェイ旅でした。初日の一関市の「NSPメモリアルスポット」の話題は、昨日のブログで紹介しましたので、今日は2日目の「いわぎんスタジアム」入りをする前の、プチ観光について紹介したいと思います。当初は、天気がよかったら三陸海岸の方まで足を伸ばしたいなと目論んでいたのですが、雨模様の天気予報だったので、盛岡市中心部を散策することにしました。

盛岡って歴史がある街なんですね。上の画像は岩手銀行赤レンガ館です。明治44年の落成だそうです。なんか東京駅に似ているなぁ…と思ったら、同じ辰野金吾氏が設計した建築物とのこと。東北地方では唯一残る彼の作品だそうです。

盛岡の歴史や文化について調べてみようということで、続いて赤レンガ館の近くにある「もりおか歴史文化館」を見学しました。

いやぁ~、岩手県や盛岡のこと、ボクらはほとんど知らなかったということがよくわかりました。よく「南部せんべい」や「南部製鉄」など、岩手県では「南部」って使われているじゃないですか?「南部があるから北部もあるんだろうな…」って漠然と思っていたんですが、代々の盛岡藩主が「南部氏」だからなんですね。もちろん「『蝦夷』を『北部』」とし、その下を 『南部』とした」っていう、元々の意味もあるらしいですけどね。

あと「盛岡藩と仙台藩と弘前藩の位置関係」とか、「江戸時代に対ロシア策として東北各藩が蝦夷警備を担当させられていた歴史」とか、盛岡の歴史や文化についていろいろなことがわかり、面白かったです。「殿さまの1年」っていう特別展もやっていて、南部家の1年間の行事について展示されていたコーナーも興味深かったですよ。やっぱり現地に行くと、その土地のことがいろいろと学べますなぁ。

展示物の中に、こんな南部氏の甲冑がありました。館内は撮影OKだったので、撮影させてもらいました。

ボクが注目したのは、甲冑の後ろにある南部氏の家紋です。「あれ?どこかで見たぞ??」と思ったら、この「鶴のマーク」ってこれですよね?

「いわてグルージャ盛岡」のエンブレムと同じじゃありませんか?チームのHPによるとこのエンブレムは、「勝利の象徴として「二羽の鶴が戦の勝利を呼んだ」のが由来とも言われる南部藩南部氏の家紋「向鶴」をモチーフにした」と記載されていました。

この「もりおか歴史文化館」に近くに、こんな建物もありました。

「もりおか啄木・賢治青春館」です。岩手といえば、石川啄木と宮沢賢治ですものね。こちらもレンガ造りの国の重要指定文化財。とても雰囲気のある建物でした。入場無料、しかも撮影OKです。展示物の中に「幻想的な光と映像で岩手を紹介する」みたいなコーナーがありました。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のムードです。

そしたらなんと、「はくちょう座」がありましてね。「おー!アルビのゲームの前に白鳥とは縁起がいい!」なんて喜んでいたんですよ。さらにすぐ近くにはこんな展示も。

「なんと!オレンジと青!はくちょう座のアルビレオか?!」と喜んでおりましたら、こちらは宮沢賢治の「よだかの星」。「星になった”よだか”」でした。「あぁ勘違い!」です。(笑)

まぁそんなことで、岩手戦当日は充実したプチ観光で「盛岡」を楽しませてもらいました。この後でスタジアム行きのシャトルバスに乗り込むわけですが、その前に腹ごしらえです。盛岡といえばこれです。

はい。駅ビルの「明明家」で、盛岡冷麺をいただきました。もちろん、勝利の前祝いのビール付き。あぁ美味い!これぞアウェイ観戦の醍醐味です。

コメント (2)
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