誉田哲也(ほんだてつや)の「妖の掟(あやかしのおきて)」を読了しました。誉田哲也の小説を読むのは、竹内結子の主演でテレビドラマ化された「姫川玲子シリーズ」の「ストロベリーナイト」や「ソウルケイジ」以来です。
だいたいのあらすじはこんな感じです。
時代を越えて生きる一族、闇神(やがみ)の紅鈴と欣治。ある夜、暴行されていた情報屋の圭一を助けたことから親しくなる。圭一の仕事を手伝ううち、大和会系組長3人殺しに関わることに。一方、紅鈴たちに忍び寄る影もあり……。闇夜にヤクザと警察とこの世ならぬものが入り乱れる。
警察やヤクザの世界を描く適度なエロやグロもある推理小説に、オカルトやホラーの要素も取り入れた伝奇小説って感じかな?一言で言えば「エログロ伝奇バイオレンス」って感じ?ボクの人生にとってためになることは何ひとつないけど、読んでいて夢中になる面白い小説でした。こういう小説を読むのもたまにはいいよね。
どうやらこの小説は、「妖の華(第一巻)」「妖の絆(第三巻)」に挟まれた「妖の掟(第二巻)」なんですね。それぞれが独立した小説だそうですけど、この三部作は読んでみたいな…と思いました。早速、図書館に「妖の華」を予約しました。