タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

解体工事続々!

2024年06月14日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

ここ数日の間に、わが家のすぐ近くで2軒の解体工事が行われました。1軒は既に終了し、もう1軒は今まさに現在進行形(上の画像)で取り壊しの真っ最中です。2軒とも一般家屋ではなく、いわゆる「農作業小屋」。わが家のあたりでは古くから農作業を行う兼業農家が多いこともあり、通常居住する家屋の他にさまざまな農機具等を格納したりする「小屋」を多くの家が所有しています。ボクの家にも大正〜昭和初期の時代に建てられた「小屋」があり、今現在も様々な用途に使っています。

今回2軒の「小屋の取り壊し」を行った家は、いずれもボクらよりも一回り上の年齢のご夫婦の世帯です。共に70代半ばで、ご長男(40〜50代)との3人暮らし。まぁわが家と違って、「跡取りのいる家」(だけど跡取りは独身)です。こういう家族構成のお宅って、ボクの町内には結構あります。

かつては兼業農家として稲作にも取り組んでいたけど、今は農地を委託をして米づくりは行っておらず、家の近くの畑で自家消費用の野菜を少し作る程度の元兼業農家。これも田舎にはよくあるパターンです。そのボクよりも10歳年上の方々が相次いで農作業小屋を解体した理由は、「もう屋根の雪下ろしができない」「息子に負の遺産を残したくない」というもの。まだ2人とも身体は達者だし、お元気なんですけどね。

元気なうちに「その後の生活」について考え、「処分するものは処分しておく」という選択をした2人の先輩たちに、ボクは共感しています。と同時にボクも、今取り組んでいる「15年前に亡くなった父が住んでいた家屋のあと片付け」をできるだけ早く終わらせ、解体までこぎ着けて、息子(埼玉県で家を購入)や娘(隣町に家を新築)に迷惑をかけないようにしなきゃなぁ…。と思っています。いよいよ「終活」を考えなければならない年代だってことでしょうね?まぁ悲しいけど、しょうがありません。

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