長岡市出身の落語家というと入船亭扇辰さんが有名ですが、実はもうひとり長岡市の越路地域出身の落語家がいます。現在二ツ目の瀧川鯉津さん。瀧川鯉昇の弟子の1人で、現在50歳。扇辰さんも鯉津さんも、ボクの高校の後輩ということになります。
これは鯉津さんが所属する、落語芸術協会の協会員プロフィールです。彼は36歳で滝川鯉昇に入門するという遅い落語家デビューの苦労人で、それまでは春風亭昇太の放送作家などをしていたそうです。
実はボク、この鯉津さんが中学生の頃からよく知っていて、彼が落語家になったと聞いた時からずっと密かに応援してきました。地元で落語会がある時にはできるだけ会場に足を運んだし、職場の厚生を担当していた時には、鯉津さんから安いギャラで来てもらって一席演じてもらったことも何度かありました。
実は先日のこと、鯉津さんのFacebookで「ついに真打ち昇進!」という吉報を知りました。来年の5月だそうです。かねてから「真打ち昇進の際には長岡で独演会を」と公言していた鯉津さんですので、いよいよその言葉を有言実行するときです。今から来年を楽しみにしています。
ちなみに、「瀧川鯉津(たきがわこいつ)」改め「春風亭鯉づむ(しゅんぷうていりずむ)」を襲名するそうです。なんか偉くなっちゃうと、コミセンや地域の体育館で演じてもらうのは申し訳ない感じになっちゃいますかね。だって「真打ち」だもの。