写真散歩

カメラを持って気ままに散歩

海へ・・・

2020年06月07日 | 京都
早く目覚めてしまった朝・・・
久し振りに海辺へと行ってみることにしました。
朝のひんやりとした空気を感じながら、車を海へと走らせます・・・
久し振りに見る海は・・・

こんな風景が広がってるわけもなく、ただのっぺりとした日本海の海が広がってるだけでした・・・
なので今回の海の写真はなし!!
島から帰ってきて以来、こっちの海を見ても、ただの水たまりにしか見えなくて、もうあの島の海じゃないと、心が動かないのかも知れない・・・
じゃあ、なんで海に行ったのかと言えば・・・
この季節と言えばスナビキソウ、スナビキソウと言えばこちら♪
アサギマダラを見に行ったのでした!!
この日は天気はどんよりとしていたけれど、風がないせいか、たくさんのアサギマダラがスナビキソウの蜜を吸いに集まってました。
さっきまで、きっとスナビキソウにはすご~い滋養があって、長旅で疲れた体に元気をつけるため・・・つまりオロナミンCとかユンケル的なものかと思ってたのですが・・・
調べてみたら、このスナビキソウにはピロリジジンアルカロイドという毒性の成分が含まれてるのだそうですが、この成分がオスには必要なんだそうです。
オスはその成分を体内に取り込んで、メスを呼ぶためのフェロモンを作り出すんですって
この成分がないと、フェロモンが作れずメスが寄ってこないんだそうです。
知らなかった・・・大変なのね
てっきりオスもメスも吸いに来てるんだと思ってましたが、メスはそのフェロモンを作る必要がないので、普通の花の蜜を吸引するそうです。
つまり、ここにいるのはオスだらけ~

最後に海辺と言えば、花のイメージは余りないと思いますが、少しだけ撮ってきたので紹介して終わろうと思います。
まずは、いままで紹介してきたスナビキソウ(ムラサキ科)
アサギマダラの写真を見てお気づきかも知れませんが、アサギマダラは咲き始めの綺麗な花より、咲き終わって萎れた花から蜜を吸ってます。
きっとそっちの方にピロリジジンアルカロイドの成分が多く含まれてるんでしょうね。
海辺で見れるメジャーな花と言えばこちらハマヒルガオ(ヒルガオ科)
過酷な環境下でも綺麗な花を咲かせてます。
内陸の方でも見ることができるマンテマ(ナデシコ科)
マンテマの色が落ちただけかと思ってましたが違って、シロバナマンテマもありました。
これはうっすらピンクですが、真っ白のもありましたよ。
最後はこちら♪ハマダイコン(アブラナ科)
終わり♪