悲惨極まりない一日が過ぎ去って爆睡。いやな気分はほとんど消滅したようです。
普段の釣行明けでしたらまず魚をさばき、その後、タックルやウェアを洗うのですが、今日は残念ながら魚がありません。その分いくらか早く作業を終えることができました。でも残念ですね。
昨日使用した仕掛けは全部で3組。念のためいつも4組を持参しています。
潮の素直なときはほとんどオマツリがありませんから、回収した仕掛けを巻き直して再使用します。
昨日の第1投目は隣の道糸に仕掛けが巻きついてしまったため、ずたずたに切断しました。そのため3組目にエサを刺すことになったのです。
さらに3投目の巻き上げ中、リールのレベルワインドが作動しなくなるトラブルが発生。スプールの手前から道糸をハンドギャフに引っ掛け、急遽手動のレベルワインドで残り700mを巻き上げました。
手袋をはめていますが潮でびしょ濡れですから、次第に手がしびれてきます。でもすでにほかの人たちは巻上げを終了していますから、休んでいるわけにはいきません。懸命に支え続けました。
ようやく巻上げを終えて仕掛けを手繰る段になると、手の痺れは極限状態に達しています。
必死になって何とか手繰り揚げましたが、最終投入をする元気は残っていません。いつものように予備リールを持参していましたから、元気が出ればほかの皆さんと同じように最終回までの釣りを味わえたのですが・・・。
ということで再使用可能な2組の回収仕掛けと、ずたずたになってパーツがかなり減ってしまった1組分の残骸をきれいに洗いました。
これをチェック、再構築して次回に備えるのですが、ここで思案することになりました。
昨日の2投目の仕掛けはそのまま再使用できるような回収ができたのですが、3投目にはそれより少し長めのハリスを結んでありました。
今まで15年程の間は、さらに長いハリスを結んで釣りまくっていたのですが、昨年秋の開幕直後からの不調続きのため、船頭のアドバイスにしたがって2段階に分けてハリスの長さを詰めてきました。
釣果をあげた日はいずれも型を見ただけですから、それが功を奏したかどうかはわかりません。でも短いハリスのほうが仕掛け絡みが減少するのは間違いありません。
おまけに短いハリスを使っている人のほうがたくさん釣っているのです。昔はほかの人たちの2倍もの長さの超ロングハリスを結んだタハラッチのほうがたくさん釣り、型を見なかった人たちに分けてあげていたのに、今は逆の立場に立たされています。どうも合点がいきません。
今週末は超深場ではありませんが、新島沖のキンメ例会です。現在5組の仕掛けを整備してあり、残り8組を結ぼうと思っています。
超深場ほど気にすることはないはずなのですが、気合を入れて組み立てようと思っています。