長井の儀兵丸からアマダイに行ってきました。とても寒くて、真冬って感じ。でも乗合船には小学生を含めて、ほかに7名が乗船していました。
薄曇りのもと、まずは地元の亀城根から。水深は100m前後です。雪をいただいた富士山がかすんで見えますが、ともかく寒いのでデジカメ撮影もお休み。グローブをはめて投入しました。
タックルは、竿がリーディングXLアママルで、リールはシーボ-グ150S。軽いし感度もいいし、使いやすさは抜群です。
でも仕掛けに問題があったみたい。仕掛け本体はディーフロン3号全長2.5mを小型の親子サルカンで接続。チモトに蛍光玉を通し、先バリの10cm上にはガン玉をつけた定番スタイルです。でもテンビンがいけません。はやりのL型をつないでしまいました。
根魚釣りには仕掛けの馴染み具合など、弓形テンビンのほうがぴったりするのですが、愛用のテンビンは何年もの間に在庫が消失し、残り1本だけ。いろいろ探しているのですが思うようなものがなく、この1本を大事に使っています。
昨日もしみったれ根性が芽生えて、バッカンの中には納めてあったのですが、手軽なL型をつないでしまったということです。
タハラッチの釣り座は右のミヨシから2番。といっても片舷4名ですからどうということはありません。のんびりと釣りが楽しめます。といっても寒くて仕方ありませんでしたから、移動や潮周りの際には、すぐそばの入り口から暖かなキャビンにもぐりこんでいました。
左舷トモが好調なようで、立て続けにアマダイを取り込んだようです。タハラッチはヒメとトラギスのオンパレード。隣でもアマダイを釣り上げていますが、なんともこれが小さい。10枚釣っても満足できるかというサイズなんです。
潮がほとんど効いていない感じ。そのせいかこのサイズが主流で、船中のすべてこれ。そんな中、右のトモの竿が大きく震え、普通サイズのアマダイが姿を見せました。そしてタハラッチの左隣では40cmの良型。これで右舷のボーズはタハラッチだけです。でも相変わらず外道ばかり。ときおりアカボラも交じってはきましたが・・・。
船頭は城ヶ島周りへの大移動を告げます。キャビンにもぐりこみ、エンジンの真上の床に寝転んでいると暖かくて、まどろんでしまいました。
ここでの水深は60~90m。思い直して弓形テンビンに取り替えると、感度がまったく違います。やはり定石にしたがうほうがよさそう。底から1.2mほどタナを切り、ゆっくりと竿先を持ち上げて誘いかけるとグググッという感触。本命、それもかなりの良型のアタリです。
船頭も目ざとく見ていて、本物でしょうと声をかけてくれます。笑顔で応えながら慎重に巻き上げます。途中何度も鋭い引きを繰り返しながらあがってきたのは41cmの良型。まさに貴婦人の様相を呈していました。
気をよくしたタハラッチは再び同じタナ取り、同じ誘いを繰り返します。すると再びアタリが炸裂。先ほどより強烈です。
あがってきたのは48cm。この日一番の良型に相好を崩したのはいうまでもありません。