みよしブログ

沖釣り大物集団舳会主宰、タハラッチのブログ。
舳会サイトはhttp://miyoshi344.sakura.ne.jp

LEDランプの型番違い23.12.26

2023-12-26 21:55:17 | うんちく・小ネタ


このところ目の劣化が著しく、新聞やTVもよく見えないことが多くなりました。
近所の眼科と医科歯科大病院の強度近視外来の連携による最先端の治療を受けてるのですが、体調によって見え方が衰えてくるのです。
昭和世代の質素倹約の時代感覚で育ったカミさんは、ことあるたびにリビングの照明を消そうとします。タハラッチは少しでも明るいほうが見え方が良いので抵抗します。
些細ないさかいが発展することはありませんが、この機会にリビングのシーリングを、蛍光灯からLEDに取り替えることにしました。

工事するのは面倒ですし費用もかさみます。
ランプの交換だけで済む方法があるというので飛びつきました。
30形と40形の2本セットで2,700円。Amazonのプライム会員なのに送料が500円加算されます。
表示されていた予定日よりかなり早く届きました。
ところが30形ではなく32形。これじゃサイズが違うので使い物になりません。

交換してもらおうとサイトをチェックしましたがそんな方法は見当たりません。
その代わり返金の項目に行き当たりました。
進んでいくと、返金の理由を書く欄が現れました。
注文したものと違うものが届いたと書くと、返金するとの返事。
さらに届けられた品は返品する必要はないとのこと。
40形は問題なく使用できますが、やはりこの一灯だけでは不十分です。
でもこの業者には30形単独での取り扱いはありません。
当初と同じく30形と40形のセットを再発注。それまではカバーも取り外したまま、一灯だけで辛抱するほかはなさそうです。

ちなみに我が家には32形に適合する器具はありません。
無用の長物なんですが、新品未使用。
あー、こんな時、ネットで売ったらいいんですね。
でも先だって、メルカリで古本を買った際、事後処理がうまくできなかったため、たぶん制約があることでしょう。

わずかな金が欲しいわけじゃありません。このままゴミにしちゃうのはあまりにももったいないと思っているのです。
ほかの方法があるのか、どうやって処分したらよいのか、世渡りの下手なタハラッチは思案に暮れています。

でも世の中、昭和の時代とはまったく違った流れになってしまったようですね。
交換の手間暇をかけるより、未回収のほうが安上がりなのかな。
さらに調べたら、その業者は中国にあって、業務は静岡でやっているとのこと。
書かれていた電話番号は中国本土のもの。
国際電話を掛ける気はありませんが、年老いたジジイのタハラッチはあっけにとられています。

 


Sさんを誘って蕎麦懐石に19.5.8

2019-05-08 18:34:33 | うんちく・小ネタ
暖かくなって、体調がすぐれているときに、旨い蕎麦を食べに行こう。リハビリ中のSさんには以前からそう言っていました。
南風が少し強めですが、お天気も上々。蕎麦打ち名人のOさんのなじみの店へと出かけました。


本日のお品書き。


先付けは山菜尽くしと卯の花煮。


真丈椀のだし汁の旨いこと、唸りました。


お造りはカツオの土佐造りとカンパチの刺身。どちらも旬の真っただ中ですね。なかなか釣りに出られないので、ラッキーでした。


これもタハラッチの好物のおこわ。山菜があしらわれていて美味でした。


サーモンの山椒味噌焼き。素人料理で食べられませんね。


天ぷらは、ふきのとう、こごみ、そしてエシャロット。つゆでも紅塩でもいけました。


デザートもなかなかのもの。


最後におまけの葛切りが味わい深かったですね。



モロコとベニアコウ食べ比べ11.12.23

2011-12-23 23:51:34 | うんちく・小ネタ

先日のモロコとベニアコウを食べ比べてみました。

1112114_2 今回、村上さんが仕留めたモロコ。これを料理してもらって、有志でいただきました。モロコというのはハタ科に属し、磯の王者とも言われるほど強靭なパワーを秘めた大型の魚です。標準和名はクエ。関東ではモロコと呼びますが、九州ではアラ。標準和名をアラと呼ぶ別種がいますので、混同するおっちょこちょいも少なからずいました。

Photoちなみにこれが標準和名のアラ。九州でアラと呼ぶクエ=モロコとはまったく異なる魚です。

2mもう一方のベニアコウは水深1,000m近くに棲息するメヌケの仲間。標準和名はオオサガといい、関東海域から北で見られます。サガ、コウジンなどとも呼ばれ、深紅の魚体は上品で良質の脂肪に包まれています。

いずれも今では幻級と称されるほど旨い魚で、釣り人やグルメ食通の垂涎の的。我が舳会の重要なターゲットなのです。

1112231 経堂の鮨処、喜楽に持ち込んで、無理なお願いをしました。

1112232 まずはモロコの皮の揚げ物。下ごしらえにひと手間もふた手間もかけたというだけに、パリッとした食感と絶妙な味に魅了されました。

1112233 手前がベニアコウ、向こう側がモロコの薄造り。ポン酢醤油のほか、ワサビ醤油でもいただきましたが、甲乙つけがたい味わいがあります。モロコは少し寝かせてあったため旨みが熟成され、絶妙のコクに包まれていました。ベニアコウは前日に釣ったせいか、まだ脂が回っていません。それでもしゃっきりした食感とともに、旨さがジワッと染み渡っていました。

1112234 ベニアコウの煮付け。薄味に仕上げてあり、ベニアコウの旨さがみごとに引き出されています。

1112235 モロコの焙りに、ユズ胡椒で仕上げた塩ダレを和えた逸品。究極の味わいはまさに感動的でした。タハラッチのレパートリーに加えさせていただきます。

1112236モロコの水炊き。コラーゲンたっぷりのゼラチン質がたっぷり。コクの深い味わいが咽を鳴らせました。

1112237ベニアコウの水炊き。上品で良質な脂肪が旨さの素なのですが、それでいてまったくしつこさがありません。これこそベニアコウの真髄なのです。 

1112238 左がベニアコウ、右がモロコの水炊きです。

1112239 モロコの焙りの握り。絶品です。ベニアコウも同じように握っていただき、塩とツメでいただきましたが、写真を撮り損ないました。さすが、腕のよい職人芸を堪能しました。

みよしサイトベニアコウのページも参照してください。

カツオ三昧09.9.15

2009-09-15 08:39:31 | うんちく・小ネタ

例会の2日目、荒天のため沖は断念し、土肥沖でカツオを釣ることになりました。活きエサが手に入ったため、久しぶりのカツオを釣りはメジ交じりで入れ食い。引きとともに、味覚も堪能することができました。

0909146 ヅケ、土佐造り、刺身、角煮、皮焼きと、カツオ三昧を味わいました。

0909144 ヅケは船上でも作ったのですが、小ネギを潮で洗って入れたせいか、かなりしょっぱめ。持ち帰って作り直したものは塩分控えめに徹しました。漬けだれは酒と醤油に、オロシショウガ、オロシニンニク、練りワサビ、練り辛子を溶き、ネギを加えました。

0909141 土佐造りは節取りした身に串を刺してバーナーで焙って切り分け、ショウガの千切り、ニンニクスライス、タマネギのスライス、長ネギ、大葉などとともに盛り付け、土佐酢などをベースにしたたれを振りかけました。

0909142  刺身はカツオとメジ。ツマは省略しましたが、メジもカツオも剥き身の脂の乗りが抜群。カツオの身はモチモチして絶妙でした。

0909145  タハラッチはカツオ2本とメジ1本だけを持ち帰りましたが、それでもカミさんと二人では食べきれるものではありません。余った節をブツ切りにして角煮にしましたが、薄味だったため、美味しくいただきました。

0909143  タハラッチの得意な皮焼き。これなら身がたっぷりついていても大丈夫、というより身を多めにつけて削いだ皮に酒と塩を振り、焼き色がつく程度に焼き上げると抜群。でかいマグロでもいけますよ。

追記09.9.16

たった3尾しか持ち帰らなかったのですが、カミさんと2人では食べきれないほどでした。釣ってきた魚を捨てるなんてことは到底できませんし、残った料理だって同じです。といっても土佐造りやヅケを3食続けては食べられません。土佐造りは薬味もろとも炒め、ヅケや刺身は辛子揚げでいただきました。とくに辛子揚げは以前、釣った魚の絶品料理でも取り上げて大好評でしたが、やはり絶品。普通のフライでもよいのでしょうが、辛子を酒かワインでゆるめに溶き伸ばして身に塗りつけ、小麦粉、溶き卵、パン粉をまぶして揚げただけ。ヅケの味が染み込んでいるほうが旨かったですね。

こんなカツオ三昧でした。