先日のアキアジの燻製で味を占め、オアカムロとウメイロ、ゆで卵で挑戦してみました。
ゆで卵は水分が抜けすぎたきらいがありましたが、ムロとウメイロはバッチリ。
今後もはまりそうです。
そして今、豚バラ肉と猪を下拵えし、味を染み込ませるために寝かせてあります。
豚と猪でベーコンを作ろうという魂胆。
魚と違って肉の場合は、数日間寝かせてから塩抜きをしっかりし、それから燻すのが手順だそうです。
魚は3枚におろし、塩、コショウ、三温糖を振りかけてから、手のひらで叩くようにして、染み込ませました。
コショウは黒コショウの粗挽きが世方ですね。
ゆで卵は皮を剥き、水に上記と醤油少々を加えた漬け汁に浸しておきました。
これを冷蔵庫で一晩寝かせたら下拵え完了です。
アキアジ=サケも同じ。
皮と骨は食べるときに取り除きました。
さて燻製の道具立てはというと、スモーカー(段ボールBOX)、金網、金串、竹串、アルミホイル、菓子の缶の蓋、スモークウッド、そしてアルミテープとガムテープ。
スモークウッドのほかはありもので間に合わせました。
BOXに目張りをし、食材を吊るすバー、垂れる汁をガードするためにアルミホイルを敷いた金網を載せるバー、吊るさない食材を載せる金網のためのバーを、写真のように金串を通して作ります。
底には菓子の缶の蓋を置き、その上にスモークウッドを燃やす脚付きの金網を置きます。
吊るす食材には竹串を刺して、一番上の金串のバーに乗せ、ゆで卵などは中段の金網に乗せます。
その上下はホイルを張った金網でガード。
ほかの食材に汁が垂れたり、スモークウッドに垂れるのから守ります。
スモークウッドは桜を使いました。
今回は小さなブロックを2連結。
これでたぶん、7時間ほどは燃え続けてくれたと思われます。
スモークウッドに火をつけるとこんな感じ。
夜の8時ごろに火をつけたらBOXの蓋を閉め、ガムテープで目張りして朝まで待ちました。
意外と簡単にできて、味はなかなかのもの。
中でもオアカムロは抜群にうまかったですよ。
これからはいつも捨ててしまうエサ用の魚も、できるだけ持ち帰って燻製にしようと思いました。
その前に、ベーコンへのチャレンジが楽しみ。
ナツメグやシナモン、ベイリーフなどもあったので、これもまぶして寝かせてあります。