みよしブログ

沖釣り大物集団舳会主宰、タハラッチのブログ。
舳会サイトはhttp://miyoshi344.sakura.ne.jp

ヤリイカ泳がせのワラサとコウイカ15.11.21

2015-11-24 16:22:52 | 釣魚料理

ヤリイカ泳がせの例会を実施しましたが、なんと、エサにするヤリイカが釣れません。
このところ乗り渋っているとのことでしたので、念のため、ヒイカを1パック持参しました。

海は凪いでいますが、たしかにヤリイカは乗りません。
やむを得ず、泳がせ仕掛けに小さなヒイカを刺して海底に送り込みます。
タナは船の定番。
置き竿にして、ヤリイカ竿で誘いをかけます。

するとすぐに置き竿の穂先が揺さぶられました。
タイやブリの引きではありません。
なんだかオマツリのようですが、かすかに生体反応は伝わってきます。

海面を割って姿を現したのは、赤茶色のでっかいイカ。
ゆうに1kgはありそうで、姿はコウイカ=スミイカを大きくしたように見えます。
ゲソも立派で、触腕のほかに、それより長くて先が細く伸びた一対の足もあります。
そのほかの6本の足はスミイカの足をぶっとくした感じ。

生きているときはすべての足は引っ込んでいます。

そのまま持ち帰ると墨の処理がたいへんですから、船上でさばきました。
皮は固く、身はかなり厚みがあり、場所によって分厚いところとそうでもないところの差が顕著に見られます。
それよりびっくりしたのは甲の色。
スミイカは白ですが、この写真のようにきれいなピンク色をしているのです。
両端にはセルロイドのような透明の縁がついていて、突端は折れてしまいましたがスミイカと同じように突起があります。
スミイカの甲と比べるとかなり細長く、スマートに見えます。


下船後の宴会の食材に供するつもりでしたが、ほかの食材が多すぎたので自宅に持ち帰りました。
二晩おいてから身は刺身、ゲソは湯引きでいただきました。
身はしっとりして、スミイカより旨みがある感じ。
エンペラも一夜干しし、口も焙っていただきましたが、カラストンビはなかなか取り除くことができず、プライヤーでやっと除去。
形は崩れてしまいましたが、スミイカの口と同じようにいただくことができました。

後日ヒョウモンコウイカではないかとのご教示をいただきましたが、体表にヒョウモンはなく、甲も黄色がかってはいません。
なんというイカなのか、情報がありましたらぜひお寄せください。
よろしくお願いします。

続いてもう一度ヒイカを送り込むと、今度は魚らしいアタリ。
でも今回もタイやブリの引きではありません。
浮上したのは2kg級のメダイ。
ヒイカにアタリが出たのはここまででした。

その後、村上さんが貴重なヤリイカを1杯、釣り上げました。
なけなしの1杯をハリに刺してタナへと送り込むと、すぐさま竿先が海面に引き込まれました。
あがってきたのは銀輪をきらめかせたワラサ。
やはり生きのよいヤリイカの泳がせに食ってきたのでした。


結局、ヤリイカは船中11名でわずか3杯。
そのほかの釣果は上記の通りでした。

夕陽と星空と武蔵野うどん15.11.4

2015-11-04 21:42:21 | 日記

夕まづめ、山の端と空の境い目がグラデーションに染まり、心が洗われるようでした。
やがて夜の帳に包まれると星がチラホラ。
でもあの昔の降るような星は見られません。
残念でした。
その代わり、武蔵野うどんを食べてウサを晴らしてきました。

肉汁の二玉盛りは、コシがしっかりしていて、豚バラとしっくり。
旨かったですよ。
でも量が少なくて、四玉にすればよかったと後悔しています。

カミさんが注文したタヌキうどんは程良い 醤油味がなかなかでした。

都立公園だというのに、山あり谷あり。起伏に富んでいました。
でも樹木が育ちすぎていて、富士見台からは富士山が見えず、せっかくの展望塔も、16時を数分すぎて到着したので、シャットアウト。
広大な園内を足で走り回り、樹木の合間やテッペンの先から、ほんの少しだけ富士山の夕景を眺めることができました。
我が家の辺りでは冬の快晴の日に、橋の上やビルの上層から、かろうじて筑波山が望めるだけ。
遠くても山の見える環境で育っていますから、それがとても心さびしく思っている毎日です。