2泊3日の山行から無事帰宅しました。
これからすぐ、今度は海へ出かけます。
帰宅は明日の夜です。
絶好の好天気に恵まれた3日間。タハラッチはクモマツマキチョウというじつに美しい高山チョウの採集に出かけたのです。
半世紀以上を経て復活させたチョウの採集ですが、それ以来3年にわたって毎年かならず、思い出深いこのチョウを採ってきました。
今年は今まで出かけたことのない山奥へ、とうとう小屋掛けまでして出かけることとなったのです。
マイカー規制がありますから、麓からはバスを利用します。下車した地点の標高が1,680m。そこから2時間あまりの登りで2,036mに達し、1,800mラインまで下ります。
沢筋の林道がだらだらと8km続いていて、その周辺がこのチョウの発生地。採集しながら奥にある山小屋を目指します。
目的のクモマツマキ。中学1年の6月初旬、スズランの咲く山でこのチョウをネットにおさめたとき、心臓が破裂するくらい感激したものです。
初日は雌雄あわせて8頭を採集。3日間で、今まで採ったことがないほどたくさん採集することができ、新たな感激に浸りました。
とはいえ3日間とも9時間の歩行。年取った身にはかなり堪えましたが、それ以上に喜びの多い蝶行を楽しむことができました。
今季はチャンスがあればもう一度、もちろん来シーズンもどこかへ行って、この美しいクモマツマキと出会いたいと思っています。