世界のプライマリケア医は本当の医師でないことも

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は晴れ時々曇り。予想最高気温は33度です。県から屋外での激しい運動は控えるように、と熱中症要警戒情報も出ています。水分と塩分をこまめに摂らないといけませんね。しかし、関東から東北の太平洋側は、梅雨寒のようですね。今日も23度までしか上がらないようです。過ごしやすいのはいいのですけど、農作物に実害が出ているそうです。気になりますね。では、本題へ。

　プライマリケア医師へのアクセスの次に、プライマリケアを行う医師の質も大切です。

　例えば、インドではプライマリケア医師の数はかなり増えています。

　平均して、1つの村に4人もの医師がいます。

　ただしこの「医師」のうち、多数は実は正式な医師ではありません。

　伝統的な代替医療者や薬物の売人、または医師に仕えていた医療助手などです。

　バングラデシュやタイ、そしてナイジェリアやケニアなどでも同じような状況であることがわかっています。

　これらの医療提供者には患者さんから直接料金が支払われています。

　世界的には、このような支払いが総医療費の約3分の1を占めています。

 

遠くの丘の上に、琉球大学病院が見えます。

 

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