絶食もどきダイエットとは？

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は雨。予想最高気温は19度と沖縄としては寒い気温です。全豪オープンテニスが始まりましたね。昨日は日本の男女のエースが揃って出場しました。女子の大坂選手は格下相手にさすがの試合。一時間もかかりませんでしたね。男子の錦織選手は逆に、格下相手に苦戦しましたが、最後相手選手が怪我で棄権したため勝利しました。世界は広いですね。では、本題へ。

 

 

 

　1ヵ月に1度の5日間の絶食に近い内容のダイエットが「絶食もどきダイエット」です。

　3カ月間このサイクルを行なうと、ほとんどの人で約3キロから4キロの体重減少が得られました。

 

 

　血圧は低下し、内臓脂肪の量は減り、腹囲も減りました。

 

 

 

　アメリカでは既に市販されていますが、絶食もどきダイエットの5日間コースは次のようになっています。

　1日目は1100キロカロリーです。

　2日目から5日目までは、1日750キロカロリーとなっています。

 

 

　ダイエット内容は植物性の食品をベースに構成されています。

 

 

 

　これらの効果はもともと生活習慣病のデータが悪い人でより強い改善を認めました。

 

 

　すなわち体重が重く、血糖が高く、悪玉コレステロールが高く、中性脂肪が高い人たちでより大きい改善効果が得られました。

 

 

　糖尿病予備群の人たちでは、血糖が正常化しました。

 

 

 

　また、ある種の自己免疫疾患はカロリーの過剰摂取との関連が示唆されています。

 

 

　そのような患者さんに対して、絶食やカロリー制限を行う試みも計画されています。

 

 

金武町の海岸

 

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