栄養源としてのサンゴ礁

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は晴れ。予想最高気温は21度です。週間天気予報によると、日曜日の予想最高気温は那覇で25度の夏日になるようです。昨日は関東地方で、観測史上最も早い春一番が吹いたそうです。このまま春になって、暖かくなるのでしょうか。コロナとの闘いには都合がいいですけど、やはり、気候変動はそこまで来ていますね。では、本題へ。

 

 

　世界のサンゴ礁沿岸地域の人々は、サンゴ礁に存在する生態系から生成される重要な栄養素を摂取している。

 

 

 

　魚、貝、エビ、カニ、イカなど。

 

 

 

　ビタミンやミネラルを豊富に含んでいる貴重な栄養源だ。

 

 

 

　これらの魚介類に含まれる主なビタミンやミネラルには、ビタミンB１、ビタミンA、鉄、亜鉛などがある。

 

 

 

　しかし近年、温室効果ガスが増えているために地球温暖化が進行し、海水温が上昇している。

 

 

 

　また、温室効果ガスの一種である大気中の二酸化炭素が増えているために、海水の酸性化が進んでいる。

 

 

 

　さらには、近海での過剰な漁獲も重なった効果により、サンゴの白化と死滅が進んでいるのだ。

 

 

 

　日本などの先進国の人々では、これらの栄養素が欠乏することはないと考えられる。

 

 

 

　経済力があるので食品を輸入できるからだ。

 

 

 

　しかし、途上国ではそうはいかない。

 

 

 

　サンゴ礁に存在する生態系に、重要な栄養素を依存しているからだ。

 

 

 

　ビタミンB１、ビタミンA、鉄、亜鉛が欠乏すると重い病気にかかる。

 

 

 

　ここでも、環境破壊では途上国の人々がやはり犠牲になりやすくなるのだ。

 

 

　

　第一波に比べ、新規感染者数を見てもあまり驚かなくなったのは、自分だけでしょうか。実はこれが深刻なのです。

 

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