アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

1831年のベルクマン

2010-01-30 10:21:38 | 楽器
ドイツのインターネット上で1831年のベルクマンの楽団を再現した木製の人形を見つけました。

向かって左から大太鼓(このころから大太鼓にシンバルを付けて演奏していたのかな?・・・)、小太鼓、クラリネット、トランペット、ホルン、トロンボーン、次の楽器が良く分らないのですが、今日のチューバパートを担当する楽器。オフィクレイドと呼ばれた楽器か?または縦型セルパンかも?

1831年は金管楽器が自然倍音だけの音の演奏からバルブシステムが発明されてまだ、十数年、機能的にはバルブ付きの楽器は問題点も多く、キー付き金管楽器はまだたくさんありました。

チューバパートを担当する楽器この楽器はキー付き金管楽器だと思われます。
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ベルクマンのパレード 2

2010-01-22 09:54:32 | 音楽
ベルクマンの音楽隊のパレードをドイツのインターネットの新聞記事で見つけました。

写真から想像すると大編成の音楽隊のようです。

フリューゲルホルンではなくトランペットを使用しています。しかもロータリー式ではなくピストン式を使っている人が多い・・・

最近はオーケストラは別として、吹奏楽団ではロータリー楽器の本場ドイツでもピストン式を使っている人が増えているようです。(クリスマスの時期、ローテンブルクで聞いた吹奏楽団でも十数人いたトランペット奏者中、ロータリートランペットを使用していたのは二人でした。)

寂しく感じるのは私だけではないと思うのですが・・・。
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1850年のベルクマン

2010-01-20 14:42:20 | 楽器
ドイツのインターネットで1850年当時のベルクマンの音楽隊を再現した木製人を発見しました。

向かって左から指揮者、トランペットまたは、フリューゲルホルン奏者、フレンチホルンまたは、メロホルン奏者、トロンボーン奏者に小太鼓奏者です。

フレンチホルン奏者は右手操作なのでメロホルン?かも、でも1850年当時は金管楽器のバルブシステムが出来てから30年ちょっと位なので、右手操作のフレンチホルンが十分存在した可能性があります。

トランペットまたは、フリューゲルホルン奏者も構えが縦型なのでベルリナープンペンヴェンテイル式楽器(今はウイーンフィルハーモーニーのホルンセクションが使用しているバルブシステム)かもしれません。

もっとも、人形の製作者が楽器の構え方に精通していない場合、単なる間違いですが想像を膨らませて考えるのも面白いと思います。
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ベルクマンのパレード

2010-01-16 14:18:53 | 音楽
ドイツのインターネットでベルクマン(Bergmann)を調べているうちに写真を見つけました。

ベルクマンのパレードです。音楽隊の姿はありませんが、来ている服や帽子が木製の人形と同じで興味深いです。

ベルクマンの木製の人形に音楽隊があるように、実際にベルクマンの音楽隊もあるのかもしれません。
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ティンパニー 2

2010-01-09 09:51:10 | 楽器
ドイツのエルツ山地の木の人形でやはりティンパニー奏者の人形を見つけました。

前回で話した人形と同じスタイルですが、ティンパニーの前に垂幕が付けてあります。Annaberger Trachtenfiguren (アンナベルク民族衣装姿の意味)と書いてあります。

前回の記事の掲載の後で分ったのですが、最初の写真のティンパニー奏者の帽子に“2本の交差した槌”が描かれています。

これは、Bergmann ベルクマン(抗夫の意味)の楽団を表しています。ベルクマンはたんに抗夫を表すだけでなく、山に関係した広い職業を表しているようです。

ちょつと判りづらいですが、今回の写真の奏者の帽子にも“2本の交差した槌”が描かれていてベルクマンのバンドを意味しています。
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