アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

ロータリーアルトホルン15

2008-08-29 16:45:40 | 楽器
ベルの凹直しが完了したので、楽器を取りに行きました。

出来上がったベルは写真のとうり。これ以上の仕上げは不可能でしょう!

早速、帰ってから試奏。やはり、音程、レスポンスとも良いです。

次はハードケースを特注しようと、以前お願いしたことのある業者さんへ電話してみました。

前回、ケースを特注してから十年以上たっているので、今も作ってくれるか判りませんが、電話で特注出来るかどうか聞いてみると『作れます』とのこと。

すぐに、車にアルトホルン、マウスピースを積んで業者さんのところに向いました。

車で小一時間の所でした。業者名の書いてある古いブリキ看板を見つけました。電話で話した方は外出中で、お家の方に事情を話し楽器とマウスピースを置いて来ました。

“どんなハードケースが出来上がるでしょうか?”
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ロータリーアルトホルン14

2008-08-22 14:21:20 | 楽器
先日、ロータリーアルトホルンのマウスピースを作ってもらおうと、いつもお願いしているところに電話を入れました。

断られました?!

マウスピースシャンクが特殊なためでしょうか?

取り合えず、ロータリーアルトホルンに付いていた古い傷だらけのマウスピースを磨いてみました。

とても古く、汚くて吹く気にはならなかったマウスピースですが、磨いてきれいになると、これを使っても良いかも?と思えるようになりました。(人間勝手なものです。)

マウスピースはしばらく楽器についていた物を使って見る気になりました。

ベル凹は私の友人の管楽器修理技術者の所に出すことにしました。(ここの凹直しは一流 私も凹直しはするのですが、たまにしかやらないので腕が痛くなるのです。)

写真は潰れているベルです。・・・ひどい状態!!!
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ロータリーアルトホルン13

2008-08-20 10:33:09 | 楽器
第一抜き差しは順調に組み立てが完了しました。(抜き差しのピッチ、平行度もばっちり)

次はドラム式ロータリーバルブのバネが強いので弱くしたいのです。

普通のロータリーバルブのバネ調整は何度もしたことはありますが、ドラム式ロータリーバルブのバネを調整するのは初めてです。

ドラム式ロータリーバルブは昔は良く作られましたが、現行でドラム式ロータリーバルブを作っているのは私の知る限り、ドイツのマイスター マイヤーが特注で作っているくらいです。

取り合えず、ドラムを外してみます。

すぐにバネが強かったのはドラムのセッティングが間違っていたことに気づきました。そして仮組みしバネの強さ動きを調べます。

セッティングが正しくなったので、ばねの強さは適正になりました。

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ロータリーアルトホルン12

2008-08-18 14:44:47 | 楽器
主管抜き差し組み立ての修理が終わると、今度は第一抜き差しが気になりだし始めました。

第一抜き差しの枝管から外管への半田付けが不良なのが分かったからです。

支柱、外管などを分解します。ついでに第一抜き差しのバルブ側のピッチが0.3ミリ広かったので写真の左側の枝管のピッチを狭めました。これで正しいピッチになったのですが、第一抜き差し管どうしをつなぐ支柱を入れてみるとピッチが狂ってしまいました。

本当のピッチより支柱が0.2ミリ長いのです。

支柱の両側についている座を削ることにしました。支柱座の厚さは0.4ミリこれを0.1ミリ削り0.3ミリにすれば完成です。
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ロータリーアルトホルン11

2008-08-12 15:57:13 | 楽器
ツバ抜き座、ツバ抜き臼が外れたてしまったので、付ける事にしました。

ツバ抜き座はすぐに半田付けが終了。

でも、外れたツバ抜き臼を見ているうちに、その作りが気になりだし始めました。

ツバ抜きコルクが当たる面が平らではないのです。(マア良くありますが・・・)それに穴がキレイに開けられておらず、ガダガタに開けられているのです。(これは直しようがない・・・)

真鍮棒から削り出しで作ろうか?とも思いましたが手元に適当な真鍮棒、素材がありません。(トランペット、トロンボーン、ユーフオニウムのツバ抜き臼は手元にあったのですが、型が気に入らないためやめた。)

仕方がないので、元々の部品を加工することにします。


ツバ抜き臼は定板の上に1000番の耐水ペーパーを置き、ツバ抜きコルクが当たる面を平らに削っていきます。

すぐに、平らになりました。そして半田付けしツバ抜きコルクを付け写真のように完成です。

手ごろな真鍮棒が手に入ったらツバ抜き臼を作り直そうと思っています。

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