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最近、海外のインターネットユーザーの間で、奇妙な格好で写真を撮影するのが流行っている。その格好とは、両手を真っ直ぐにして、顔を地面にするというものだ。この姿は「Planking」と呼ばれ、日本では「死体ごっこ」として知られている。
近ごろ危険な場所で撮影するケースが多発しており、オーストラリアでついに死者が出てしまったのだ。亡くなった男性は、バルコニーの手すりの上でこの格好をしており、転落して死亡したのである。
豪州クイーンズランド市警察によると、20歳代の男性(名前は非公開)は、5月15日未明にバルコニーの手すりに乗り、横たわって友人に撮影してもらおうとしていたという。ところが、バランスを崩して転落し、なくなった。
この男性は以前、警察のパトカーに乗り、同様に写真撮影を行っていた。そのときの様子を、ネット上に公開していたという。おそらく、さらに危険な場所を求めてエスカレートし、今回の事態が発生したものと思われる。
Plankingは世界中で流行しており、Facebookにファンページが開設されているほどだ。登録者数は約12万人に達しているのだが、これとは別にオーストラリア単独のPlankingページ(登録者数約10万人)も存在する。
ある者は、不安定な銅像の上によじ登ったり、またある者は、他人の船や車の上に勝手に寝転がったりと、危険であるだけでなく、迷惑が及ぶ場合もある。無茶な挑戦をする者があとを絶たず、警察当局は注意を呼びかけている。一見ユニークな姿ではあるが、度を過ぎて迷惑をかけるだけでなく、自らの命を危険にさらしては意味がない。絶対に真似するべきではないだろう(Telegragh.co.uk)
と、己もやっておりましたら死亡事故がオーストラリアで起こりました。危険を顧みず…わたしの悪友高橋君も同じようなことを良くしているので彼の身の安全を心より願います。いい加減大人ですからそんなことしないと思うのですが。
人間が垂直状態という非日常な存在が街の不安定な、非日常な場所にあると、相乗効果で非日常になります。芸術は非日常なものですから、制作者は芸術家として誇り高くなるのでしょう。
しかし、芸術家の死が「垂直状態から落下」ではなんとも情けないです。
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