演劇知

劇的考察譚

ニュースから~小中学校で鹿肉給食…兵庫~

2012-02-17 11:24:24 | Weblog
有害鳥獣として捕獲された鹿を有効活用しようと、宍粟市一宮、千種両町の10小中学校の学校給食で16日、鹿肉を使った「ジビエ料理」が出された。17、23日には山崎、波賀両町の小中学校でも提供される。
 ジビエとは狩猟で捕まえた野生の鳥獣を指すフランス語。県は野生動物による農作物被害を減らそうと2010年度から、年間3万頭を目標に鹿を捕獲している。山林の多い宍粟市でも年間約5000頭を捕らえているが、解体処理に費用がかかることなどから、多くが廃棄処分されている。
 一方で鹿肉は牛肉に比べてカロリーが約3分の1、鉄分は約2倍とヘルシーで栄養豊富。有害鳥獣の有効活用と児童や生徒の健康増進を狙い、県は昨年8月から西播磨地域の栄養教諭らを対象に、鹿肉を使った給食メニューの試食会を開くなどしPRに努めてきた。
 この日は同市学校給食センターがショウガを利かせた「鹿肉のしぐれ煮」を提供。同市一宮町東市場の市立神戸小学校では児童だけでなく、視察に訪れた県や市の職員も舌鼓を打った。児童は「おいしい」「ご飯に合う」などと箸を伸ばし、中にはおかわりをする子も。6年の和田誉也(たかや)君(11)は「牛肉みたい。毎日食べたいな」と満足げだった。
 西播磨県民局は12年度予算案に、鹿肉の利用促進を図る事業として220万円を計上。給食に鹿肉を使う管内の学校に対し、年2回を上限に豚肉との差額(1キロ当たり約1100円)を助成する。同センターの幸福定利所長(54)は「メニューとして定着させるには価格がネックだが、県の補助も利用して出来るだけ多くジビエ料理を出していきたい」と話している。



鹿を給食で食べる。


羨まし過ぎるじゃない


鹿は以前食べたが、煮込みにすると圧倒的な力を発揮する。その意味でもしぐれ煮は最適な選択であると思う。

しかし、兵庫でこれだけの鹿が捕獲されているというのは驚きだ。食育として自分達が食べているものがどのような経緯で己の目の前にあるかを考えることは、地域、そして国の環境や問題を見ることでもある。

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