演劇知

劇的考察譚

ニュースから~世にも奇妙な9つの職業 / おなら鑑定士、マリファナテスターなど~

2011-04-28 09:32:04 | Weblog
世界には様々なニーズがある。そして様々なニーズがあるからには、様々な職業が存在するのも当然だ。ここでは世界で実際に存在する(存在した)、にわかには信がたい9つの職業を紹介したい。今の仕事に満足できず、転職を考えている人は参考にしてみると良いだろう。

1、エスコートガールテスター
「エスコートガールテスター」とは、初仕事を目前に控えた娼婦と実際に一戦を交え、その評価をする人のことを言う。言わば実技試験の担当者だ。にわかには信じがたい職業だが、チリのサンティアゴで実際にこの職務についていた人物が存在する。その人物とはDJ兼モデルの伊達男、ジェイム・ラスコン氏。

彼は VIP御用達エスコートガールになるべく、面接、心理テスト、写真撮影によって選び抜かれたハイクラスな美女達の相手を次から次へとこなしては、「どのように腰を動かしたか」「うめき声は適切だったか」などといった評価をこまめに書き記し、その勤勉ぶりを発揮したそうだ。

2、押し屋
地獄のような朝の通勤ラッシュにおいて、満員電車の扉に挟まった乗客を社内に押し込む駅のスタッフのことを「押し屋」と呼ぶのをご存知だろうか? 東京に住む人にとっては、馴染み深い存在だ。一方、列車が満員と分かるやいなや、あっさりと見送るのんびりな外国人にとっては、この「押し屋」の存在は驚愕そのものに違いない。

ちなみに、「押し屋」が押し込めなかった乗客をホームにいったん戻す行為を「剥がし屋」といい、朝のラッシュ時のホームでは、「押し屋」が「剥がし屋」になったり「剥がし屋」が「押し屋」になったりしている。
3、ベッドテスター
寝るだけでお金がもらえる。そんな夢の中でしかあり得ないような話を現実のものにしたのは、イギリス在住の大学生ロイシン・マディガン(22)さん。彼女は、同国の老舗ベッドメーカー「サイモンホーン社(SimonHorn Ltd.)」社が行った安眠を得るための調査の一環として、1カ月間高級デザイナーズベッドで眠り、1000ポンド(約13万5000円)を稼ぎ出した。

4、コンドームテスター
コンドーム市場最大のシェアを誇る、デュレックスブランドが18歳以上のオーストラリア人男性を対象に募集したのは、同社のコンドームの使い心地を報告する「コンドームテスター」。選ばれた200人のテスターには、現金の代わりに60オーストラリアドル(約5000円)分のコンドームが送られた。さらに抽選で1名には、1000オーストラリアドル(約5万5000円)のボーナスまで奮発。

デュレックス側はこのコンドームテスターの仕事に関して、「履歴書に特殊技能として書けば自慢ができるだろう」とコメントし、セクゼクティブ職 (Sexecutive Position)経験を積むことのキャリア上のメリットを強調した。

5、マリファナテスター
医療大麻、(医療マリファナ)が合法化されているコロラド州デンバーのローカル紙は、合法ドラッグを実際に使用して記事を書く「ポット(マリファナ)レビュアー」を募集した。ちなみに気になる給与は、仕事内容そのものと違って、ハイなサラリーは望めないそうだ。

一方、同じくデンバーにあるバイオ技術研究所「フルスペクトラム(Full Spectrum)」 では、医療用マリファナを研究する科学者と、同製品の市場開拓を進めるビジネスマンを募集している。

6、WoWテスター
熱狂的なゲーマーにとって、世界最大規模のMMOPRG(多人数同時参加型オンラインRPG)を思う存分満喫してお給料がもらえるならば、これ以上望むことはないだろう。米カリフォルニア州アーバインに本社を置くブリザード(Bllizard)社のウェブサイトには、常時いくつかの求人広告が掲載されている。その募集要項のほとんどは世界的にも大ヒットとなった『ワールドオブウォークラフト』に関連するもので、本社エリアではゲームテスターも積極的に募集しているようだ。

7、キャンディテスター
「キャンディテスター」とは、いわば製菓会社の試食係。新製品のお菓子を食べ、その感想を報告する。そんな世のスウィーツ好きが泣いて喜びそうな仕事が存在する。

イギリスに住むハリー・ウィレシャーくん(12才)は、老舗の製菓会社スウィッツェルズ マトロウ(Swizzels Matlow)社のコンテストに優勝、同社の「キャンディテスター」として公認されると、まるで映画『チャーリーとチョコレート工場』さながらの世界を実体験。工場見学に招待され、お菓子の極秘レシピをチェックしながら、一年間にわたり新作スウィーツのサンプルに囲まれて過ごしたようだ。

8、おなら鑑定士
マウスウォッシュなどを開発する研究所では、製品効果を確認するため、口臭鑑定士と呼ばれる専門家が常駐している。しかし、臭いのプロフェッショナルの需要はこれだけに留まらなかった。米・ミネアポリスの胃腸専門医マイケル・レビット医師が彼らのさらなる可能性を現実のものとしたのだ。

レビット医師は、16人の被験者にうずら豆を食べさせ、腸内から発生したガスを一旦容器に入れると、勇気あるにおい鑑定士にその悪臭度合いを判断してもらった。さらにこのガスを科学的に分析した結果、最も悪臭を放つおならの成分が硫化水素物であることをつきとめたのだ!

9、スポットセラー(行列の順番を販売)
スーパーオイスター社(Super Oyester.com)は、行列をマネージメントする画期的なオンラインシステムを提供。これにより、コンサートやスポーツ観戦のチケットや、人気のブランド品などの順番待ちを、オンライン上で管理することが可能になった。購入を希望する人はウェブ上で順番に並び、今自分が何番目なのかを知ることができる上、さらにその順番を売ることも可能なのだ。順番待ちのリストがウェブ上でオープンに管理されるため、闇で法外に取引される心配もなく、何時間もお店の前で並ぶ必要もない。

一方、同社のシステムに限らず、つい最近もアメリカの女子大生が、Ipad2の発売に先駆け、アップル社の前で41時間並んだ後に、その1番目となる順番を900ドル(約7万3000円)で売却したというニュースが報道されたばかりだ。ひたすら並ぶだけで、時給1780円ほど。これを割がいいと思うか思わないかは人それぞれだろうが、行列ビジネス、結構需要がありそうだ。(www.x5y5.com)






海外の記事なのですが、押し屋、剥がし屋当たりは日本のことを誤解されているように感じます。ただ、朝の時間帯のみ、お客様の誘導という名目のアルバイトで募集されていたのをみたことがあるので、有る意味では「押し屋」なのでしょう。

しかしこれらの仕事の特徴は長くは出来ないということです。仕事は長く出来るものを。

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