[その恒星系に浮かぶ無人観測基地のシステムには、10年前に太陽爆発で死んだ女性科学者の人格が転写されていた。“彼女”からの異状を伝える連絡に、婚約者だった私が派遣された。その途上、私は巨大な太陽ヨットと遭遇する―名編「太陽風交点」に始まるシリーズを最新作まで収録。辺境宙域で人間の想像を超えた遺跡を巡る調査員の私と、助手である結晶生命体トリニティの旅路。
久しぶりの「読書カンソー」カテゴリーです。
ちょこちょこ読んでいたような読んでいないような
最近読むものが中学受験関連の資料みたいなのばかりで、もうしばらくゆっくり本を読むこともできないかな、と思いつつ短編連作集をものすごく時間かけて読み終わりました。SFです。
中学受験はほとんと親が付き添ってきますし、待ち時間が暇だなと思い長男の時には光文社の古典新訳で「カラマーゾフの兄弟」を用意したけれど、おもしろくてつい入試始まる前に読んでしまい、しかも受験会場にいるよりは家で掃除でもしていたほうが時間が有効に使えるからと、つい?一度帰ってからまた迎えに来るパターンでちっとも待ち時間に本を読むなんてことをしなかった。
次男くんのときも同様で、というか彼はさっさか受験が終わってしまったしこちらもあまり本を読む雰囲気ではなかった。
長女ちゃんはねー。帰りもしたし受験中他校の合格発表見に行って書類もらってきたりとかね。やはり忙しくて?まだ本は読めていませんが、これからの予定では本を準備しいった方が無難かなと思っているのです。
読書の仕方として、まあほとんどは集中して一冊読みこんだりもするのですが、併読しちゃうことも多々あり、ソファの上に一冊ダイニングに一冊、ベッド脇にも、のようにしてその時の気分によりどれを読むかを進めていきます。んで、そのまま未読になってるものも、けっこうあるのよこれが~
その一つが、この「遺跡の声」でありました。
ハードSFというか、単語的には はあ?みたいなものもたくさんでてきますが、淡々と読み進めていくことができます。余計な?宇宙物理学なんかの知識がまるっきりなくても大丈夫。SFというと、宇宙人がどうの宇宙船が出てきてどうのという系統のお話よりも軽めな星新一筒井康孝(SFという括りにいれておくいま) 眉村卓とか 文系女子が読むのにそうハードルの高いものでもない方向のお話をメインで読んだ。ブラッドベリ(SF・・・・うーん)とかさ。タイムマシーンもの、タイムパラドックスものとかさ。ハインライン「夏への扉」なんかネコがでてくるというだけで楽しめた。 あ いやいや、内容自体がおもしろかったですが。
なにを読んできたかを語りたかったのではないのだけど、どんどんずれていくな~。
そうそう、つまりというか昔からのコテコテのSFファンなわけではないのですが、ちょっとお名前を聞きかじり読んでみた。のが、これ。
翻訳されたものはSFに限らず、ちょっと入りずらいです。とはいえ日本語の小説よりなじむのに一、二歩遅れるくらいなのだけど、しかしSFとなると文中の言葉がマニピュレータとかコンソールとかインジケータとか、いやわかりますよ!?意味くらいさ。でも日常電波バーストとかアルファ線がどーのとか使わないでしょ?直径何百キロの円盤がどうとかさ。ラノベクラスだとそこらへんの描写があいまいで全然リアルな感じがなくて嘘くさくて読めなくなったり、しません???
でもなんでしょうね。きちんと知識を持った人が書いてる文章だと、なじみのない単語も気にならないで読み進められちゃうんです。
設定されてる環境やなにかがどうであれ、その物語の場所が宇宙だろうと海外だろうと他府県であろうとでてくる人(ヒト以外も出てくるお話ですが)がきちんと人で有る限り物語は成り立っていくものです。
辺境宇宙の遺跡調査が主人公で あ 名前ないや、その助手?の結晶生命体トリニティ あ こっちには名前がある。主人公がつけえた。 との出会いのお話から始まる短編集。文明が滅びた種族の遺跡を調査する任務を帯びた主人公が遭遇するちょっと切なくなるようなお話です。シリーズの最終話であろう「遺跡の声」が一番先に書かれていて、それが1977年に発表されており、最新のお話が2007年に発表されているので30年続いているということですね。読んでいてそう古びた感じは受けません。「大型コンピューター」とかでてきちゃうとアーア、な感じになりますが、そういうのは大丈夫。主人公とトリニティの関係が、親子でもないし友達でもないし恋人でもないし、主人公が育てたようなものなのであうから彼には特別な感情はあるのでしょうけれど、それを表す言葉がなかなか見つからない。ひっくるめれば愛情、愛着かもしれないし親和・・うーん、すごくフクザツです。Another me的な感もあるけれど、トリニティのほうはわりにクール(笑 人類のほうがウエットなのね。
受験の待ち時間にSF持っていくのも手だなあ、集中して読んで時間があっという間に過ぎるかも・・・・?
久しぶりの「読書カンソー」カテゴリーです。
ちょこちょこ読んでいたような読んでいないような
最近読むものが中学受験関連の資料みたいなのばかりで、もうしばらくゆっくり本を読むこともできないかな、と思いつつ短編連作集をものすごく時間かけて読み終わりました。SFです。
中学受験はほとんと親が付き添ってきますし、待ち時間が暇だなと思い長男の時には光文社の古典新訳で「カラマーゾフの兄弟」を用意したけれど、おもしろくてつい入試始まる前に読んでしまい、しかも受験会場にいるよりは家で掃除でもしていたほうが時間が有効に使えるからと、つい?一度帰ってからまた迎えに来るパターンでちっとも待ち時間に本を読むなんてことをしなかった。
次男くんのときも同様で、というか彼はさっさか受験が終わってしまったしこちらもあまり本を読む雰囲気ではなかった。
長女ちゃんはねー。帰りもしたし受験中他校の合格発表見に行って書類もらってきたりとかね。やはり忙しくて?まだ本は読めていませんが、これからの予定では本を準備しいった方が無難かなと思っているのです。
読書の仕方として、まあほとんどは集中して一冊読みこんだりもするのですが、併読しちゃうことも多々あり、ソファの上に一冊ダイニングに一冊、ベッド脇にも、のようにしてその時の気分によりどれを読むかを進めていきます。んで、そのまま未読になってるものも、けっこうあるのよこれが~
その一つが、この「遺跡の声」でありました。
ハードSFというか、単語的には はあ?みたいなものもたくさんでてきますが、淡々と読み進めていくことができます。余計な?宇宙物理学なんかの知識がまるっきりなくても大丈夫。SFというと、宇宙人がどうの宇宙船が出てきてどうのという系統のお話よりも軽めな星新一筒井康孝(SFという括りにいれておくいま) 眉村卓とか 文系女子が読むのにそうハードルの高いものでもない方向のお話をメインで読んだ。ブラッドベリ(SF・・・・うーん)とかさ。タイムマシーンもの、タイムパラドックスものとかさ。ハインライン「夏への扉」なんかネコがでてくるというだけで楽しめた。 あ いやいや、内容自体がおもしろかったですが。
なにを読んできたかを語りたかったのではないのだけど、どんどんずれていくな~。
そうそう、つまりというか昔からのコテコテのSFファンなわけではないのですが、ちょっとお名前を聞きかじり読んでみた。のが、これ。
翻訳されたものはSFに限らず、ちょっと入りずらいです。とはいえ日本語の小説よりなじむのに一、二歩遅れるくらいなのだけど、しかしSFとなると文中の言葉がマニピュレータとかコンソールとかインジケータとか、いやわかりますよ!?意味くらいさ。でも日常電波バーストとかアルファ線がどーのとか使わないでしょ?直径何百キロの円盤がどうとかさ。ラノベクラスだとそこらへんの描写があいまいで全然リアルな感じがなくて嘘くさくて読めなくなったり、しません???
でもなんでしょうね。きちんと知識を持った人が書いてる文章だと、なじみのない単語も気にならないで読み進められちゃうんです。
設定されてる環境やなにかがどうであれ、その物語の場所が宇宙だろうと海外だろうと他府県であろうとでてくる人(ヒト以外も出てくるお話ですが)がきちんと人で有る限り物語は成り立っていくものです。
辺境宇宙の遺跡調査が主人公で あ 名前ないや、その助手?の結晶生命体トリニティ あ こっちには名前がある。主人公がつけえた。 との出会いのお話から始まる短編集。文明が滅びた種族の遺跡を調査する任務を帯びた主人公が遭遇するちょっと切なくなるようなお話です。シリーズの最終話であろう「遺跡の声」が一番先に書かれていて、それが1977年に発表されており、最新のお話が2007年に発表されているので30年続いているということですね。読んでいてそう古びた感じは受けません。「大型コンピューター」とかでてきちゃうとアーア、な感じになりますが、そういうのは大丈夫。主人公とトリニティの関係が、親子でもないし友達でもないし恋人でもないし、主人公が育てたようなものなのであうから彼には特別な感情はあるのでしょうけれど、それを表す言葉がなかなか見つからない。ひっくるめれば愛情、愛着かもしれないし親和・・うーん、すごくフクザツです。Another me的な感もあるけれど、トリニティのほうはわりにクール(笑 人類のほうがウエットなのね。
受験の待ち時間にSF持っていくのも手だなあ、集中して読んで時間があっという間に過ぎるかも・・・・?