靴下猫は幸運を呼ぶ?猫にまつわる迷信
2011年04月15日ペット
古くから人間にとって身近な存在だった猫。それだけに、猫にまつわる迷信や言い伝えは世界中にいくつも存在します。
たとえば「黒猫が目の前を横切ると不吉」という迷信は日本ではよく知られていますよね。しかし欧米では逆に「黒猫が家に住み着くと幸運が訪れる」など、黒猫を幸運の象徴とみる言い伝えが多いのだそうです。
教えて!gooでは、猫にまつわる迷信・言い伝えの由来についてこんなQ&Aがありました。
■ハチワレ模様は縁起が良いのか悪いのか
「靴下猫とカギ尻尾の猫は縁起が良く、ハチワレ模様は縁起が悪い?」
「ネットで色々な方の猫ブログなどを見ていたら、靴下模様の猫ちゃんはラッキー猫とか、カギ尻尾は縁起が良い、と書いてあるのを見ました。逆にハチワレ模様の猫ちゃんは縁起が悪いからといって、それだけで捨ててしまう人までいるとか…」
という質問者さん。「なぜそのように言われているのでしょうか?」という質問にこんな回答が寄せられていました。まずは、額(ひたい)で八の字に色が分かれている猫の模様「ハチワレ」について。
「鉢割れ(はちわれ)です。頭が割れるに通じるので縁起が悪いとされているのです。鉢とは頭の意味。武士が戦いでカブトを割られると負けを意味することから」(debukuroさん)
迷信の起源は、武士にまでさかのぼるんですね! 一方で逆の説も。
「私は縁起が良いと聞いていました。理由は単純に八で末広がりだから…と」(muu_taさん)
■カギ尻尾は「幸せをひっかけてくる」?
また、カギ尻尾は縁起が良いとされることについてはこんな由来が。
「カギ尻尾は、その鍵で『幸せを引っ掛けてくる』とか『その鍵で幸せの扉を開ける』から…らしいです」(muu_taさん)
「本来はカギ尻尾ではなく短い尻尾です。長い尻尾だと尾の先が割れて人間を襲う化け猫あるいは猫又(ねこまた)になると信じられていました。妖怪になるのを防ぐために長い尾の猫は尻尾を短く切られたりしたそうです。短い尾だと妖怪になって人を襲うことはないと考えられたためです」(noname#105334)
尻尾に妖力が宿ると考えられていたのでしょうか。昔の人にとっても猫は神秘的な生き物だったんですね。
また、昔の日本では、生まれる確率の低い三毛猫のオスが生まれると「不吉だ」として小さな船に乗せて島流しにすることもあったそうです。尻尾を切られたり島流しにされたり、昔の猫は受難の連続だったんですね…。
一方、靴下模様の猫についてですが、こちらも「縁起が良い説・悪い説」の両方が存在する様子。
「逆に靴下猫は縁起が悪いと。正確には靴下ではなく白足袋を履いた…でしたけど。(中略)…でも、外国(イギリスだったかな??)では靴下猫はラッキーとされているみたいですね」(muu_taさん)
ちなみにイギリスでは、新婚のお祝いに黒猫を贈ると夫婦が幸せになれるという言い伝えもあるとか。諸説ありすぎて、もはや縁起が良いも悪いもない状態ですね…。きっとそれほどまでに猫は、昔から人間にとって神秘的で魅力あるパートナーだったのでしょう。
吉川晶子(Yoshikawa Akiko)
しろちゃんはカギ尻尾ちゃん。
今日で生後一週間(推定) 目もすこーーーし うすーーーく 開いてきました。
2011年04月15日ペット
古くから人間にとって身近な存在だった猫。それだけに、猫にまつわる迷信や言い伝えは世界中にいくつも存在します。
たとえば「黒猫が目の前を横切ると不吉」という迷信は日本ではよく知られていますよね。しかし欧米では逆に「黒猫が家に住み着くと幸運が訪れる」など、黒猫を幸運の象徴とみる言い伝えが多いのだそうです。
教えて!gooでは、猫にまつわる迷信・言い伝えの由来についてこんなQ&Aがありました。
■ハチワレ模様は縁起が良いのか悪いのか
「靴下猫とカギ尻尾の猫は縁起が良く、ハチワレ模様は縁起が悪い?」
「ネットで色々な方の猫ブログなどを見ていたら、靴下模様の猫ちゃんはラッキー猫とか、カギ尻尾は縁起が良い、と書いてあるのを見ました。逆にハチワレ模様の猫ちゃんは縁起が悪いからといって、それだけで捨ててしまう人までいるとか…」
という質問者さん。「なぜそのように言われているのでしょうか?」という質問にこんな回答が寄せられていました。まずは、額(ひたい)で八の字に色が分かれている猫の模様「ハチワレ」について。
「鉢割れ(はちわれ)です。頭が割れるに通じるので縁起が悪いとされているのです。鉢とは頭の意味。武士が戦いでカブトを割られると負けを意味することから」(debukuroさん)
迷信の起源は、武士にまでさかのぼるんですね! 一方で逆の説も。
「私は縁起が良いと聞いていました。理由は単純に八で末広がりだから…と」(muu_taさん)
■カギ尻尾は「幸せをひっかけてくる」?
また、カギ尻尾は縁起が良いとされることについてはこんな由来が。
「カギ尻尾は、その鍵で『幸せを引っ掛けてくる』とか『その鍵で幸せの扉を開ける』から…らしいです」(muu_taさん)
「本来はカギ尻尾ではなく短い尻尾です。長い尻尾だと尾の先が割れて人間を襲う化け猫あるいは猫又(ねこまた)になると信じられていました。妖怪になるのを防ぐために長い尾の猫は尻尾を短く切られたりしたそうです。短い尾だと妖怪になって人を襲うことはないと考えられたためです」(noname#105334)
尻尾に妖力が宿ると考えられていたのでしょうか。昔の人にとっても猫は神秘的な生き物だったんですね。
また、昔の日本では、生まれる確率の低い三毛猫のオスが生まれると「不吉だ」として小さな船に乗せて島流しにすることもあったそうです。尻尾を切られたり島流しにされたり、昔の猫は受難の連続だったんですね…。
一方、靴下模様の猫についてですが、こちらも「縁起が良い説・悪い説」の両方が存在する様子。
「逆に靴下猫は縁起が悪いと。正確には靴下ではなく白足袋を履いた…でしたけど。(中略)…でも、外国(イギリスだったかな??)では靴下猫はラッキーとされているみたいですね」(muu_taさん)
ちなみにイギリスでは、新婚のお祝いに黒猫を贈ると夫婦が幸せになれるという言い伝えもあるとか。諸説ありすぎて、もはや縁起が良いも悪いもない状態ですね…。きっとそれほどまでに猫は、昔から人間にとって神秘的で魅力あるパートナーだったのでしょう。
吉川晶子(Yoshikawa Akiko)
しろちゃんはカギ尻尾ちゃん。
今日で生後一週間(推定) 目もすこーーーし うすーーーく 開いてきました。