第10回 伏見五福巡り 他
今回は、1月5日(金)に 15名で京都市伏見区の五福巡り、他に行きました。
13時00分に京阪中書島駅に集合して、スタートしました。好天に恵まれ、暖かいお正月です。
今回は、伏見周辺の5カ所の寺社を回り、色紙に朱印を押します。
所が、この色紙が売り切れの盛況ぶりでした。これは近くの食堂れんこんで撮影しました。
駅から北東に少し歩くと運河と月桂冠の酒造工場が見えます。
運河の目の前に長建寺があります。1699年の創建で、伏見奉行の建部政字の名前と
長命息災を祈り長建寺と命名されました。唐様の竜宮門です。
ここには珍しい和歌のおみくじがあります。200円で、最初に和歌が書かれています。
本尊は遊芸の神の弁財天です。本堂のすぐ手前に仏さまに供える閼伽井水の手水があります。 昔、伏見は「伏水」と書かれ、良質の水が酒作りに利用されました。
次に乃木神社を訪ねました。 ご祭神は明治天皇に殉死した乃木希典、静子夫妻で、
1916(大正5)年に村野山人が天皇陵の近くに創建しました。
境内には長府の乃木旧邸や宝物館等があります。その後、明治天皇陵は割愛して
御香宮神社に向かいました。
御香宮神社は神功皇后を主祭神として仲哀天皇、応神天皇ほか6柱が祀られています。
鳥羽伏見の戦いでは新政府軍の陣地があったので、佐藤栄作が記念碑を作っています。
表門近くに伏見奉行の重税に反対して幕府に直訴した町年寄らの記念碑が建てられています。
碑文は勝海舟作です。
電車で2駅移動して、藤森神社に行きました。5月5日に曲乗りで有名な駆馬神事が
行われる参道です。
素戔嗚尊、応神天皇、神功皇后など12柱が祀られている本殿は、極彩色で立派です。
五福目は、旧島津藩邸の近くの大黒寺です。 薩摩寺とも呼ばれています。
寺田屋で殉死した九烈士の墓を西郷隆盛が作っています。
1752~1755年に木曽三川の治水工事を幕府から担当させられ、300万両も使った
責任を取り、自刃した家老の平田靱負のお墓です。
途中、電車も利用したので、徒歩 7.0kmで回れました。お正月でなまった身体を動かせて
楽しかったです。