「映画を進化させる職人たち~日本アクション新時代 」
というマニアックな(w)本を買いました!
「るろうに剣心」「HiGH&LOW」など
ここ近年の日本アクション映画界で活躍する
アクション監督たち
(谷垣健治、坂本浩一、下村勇二、大内貴仁)の
インタビューなどが収録されており
現在の日本アクション映画はこうして撮られている!
ということが書いてある本です。
俺はスタントマンを引退してから
13年以上経ちますが
俺が現役だった時代とはずいぶん変わったなーとか
へぇー、そうやって撮ってるのかーとか
なるほどー、やっぱ発想が違うなーとか
感心することばかりです。
香港やハリウッドなど
海外での撮影経験も豊富な彼らは
日本映画界の既成概念にとらわれず、
アクションエンタテインメントを進化させているのです!
今後益々日本のアクション映画が楽しみです!
と、この記事をまとめようとしたところに
「アクション俳優、飛び降りの訓練中に死亡」
というショッキングなニュースが・・・
まだ詳しい原因はわかっていないようですが
15mの高さから
エアマットに飛び降りる
訓練中だったようですね・・・
俺自身もWILD STUNTSに所属していた時に
10m~20mの高さからエアマットに
飛び降りた経験が何度かありますが・・・
現在はCG技術が向上しているので
高所からの飛び降りにも
補助としてワイヤーが使われることが多いようで
高所からのワイヤー無しでの飛び降りスタントは
減っているみたいですね。
しかし、俺個人的には
高所からのワイヤー無しの飛び降りは
“スタントの花形”だと思っています!
(「映画を進化させる職人たち~日本アクション新時代 」にも同じような意見が書かれていました)
なのでワイヤー無しで
エアマットを使った
20m、30mからの飛び降りスタントも
これからも継承していってほしいと思っていますが
映像技術の変化、
時代の変化と共に
今後は無くなっていくのかな・・・
亡くなられた野邉大地さんのご冥福を
心よりお祈りいたします。